
ポンプを使う際に呼び水が必要になるのはなぜ?
という方向けの記事となります。答えですが、
結論:
この記事では
- ポンプの呼び水がなぜ必要かわかる
本記事の内容
- 呼水槽の原理ポンプの空回転による損傷を防ぐ
- ポンプの呼び水はなんでいるのか
呼水槽の原理ポンプの空回転による損傷を防ぐ
例えば
大きい地下のポンプなどでは、
メインの受水槽(タンク)よりもポンプが高い
位置にあるは、必ず「呼水槽」(こすいそう)と
呼ばれる小さい水槽がポンプより高い位置についています。
こんな感じ

呼水槽
消防のポンプではセットでついてきますし、
古い建物でも地下に受水槽がある場合呼水槽となります。
最近では消火ポンプ以外で給水ではあまり聞かないです。
なぜなら増圧ポンプというタンク(数リットルのタンクが
内部に接続されている)付きの直結のポンプが主流だからです。
これは高い位置のポンプに水を入れておくために必要です
井戸ポンプなどでも同様に呼び水を入れる機能がついています。
A:(液体を吸い上げるポンプに空気があるとNGだから必要)
また立型ポンプは呼び水の不要なタイプもあります。
ポンプの呼び水はなんでいるのか
ポンプの呼び水はなんでいるのかという部分ですが、
真空状態でないと水を引っ張れないということです。
空だきはポンプの軸受けが焼き付けおきるのでNGです。
具体的には空気は押すと縮むけど、水は縮みにくい
という性質を利用してポンプはなりたっているからです。
注射器に空気を入れて押し込むと多少は押せます。
というかんじでしょうか。
・空気:縮みやすい→ということは力が逃げやすくなる→力が伝わりにくい
・水:縮みにくい→ということは力が逃げにくくなる→力が伝わりやすい
ということとなります、
あと、単純にポンプは水を入れず空焚きすると壊れてしまいますので注意が必要です。
水がある状態で動くのがポンプの機能となります。
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