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「水道メーターの上に車を置いたらどうなる?検針の裏事情」
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「水道メーターの上に駐車して大丈夫?設計段階で気をつけたいこと」
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「水道メーターと車、自転車の関係。検針員さんの困りごと」
水道メーターの上に車を置いていいのか?
最近「水道メーターの上に車を置いていいのか?」というキーワードでアクセスが増えています。
今日はそのことについて、少しゆるっと話してみます。
答えは×です理由は検針と交換ができなくなるからです
本来なら結論を言って理由を説明して具体例を出すのが
スッキリした書き方なんですが、今回はあえて少しだらだらとお話しします。
ニュースでは
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/14/news185.html
東京ではこういう問題もあるようですが
オーナーさんも土地の有効活用もありますから
電気ちゃり業者からなんぼかいただくでしょ
難しいとこです

水道メーターの上に車や自転車を置く問題
都内などでは、電動バイクや自転車などをメーターボックスの上に置くケースもよく見かけます。でも、これは検針員さんにとって大きな問題になります。
配水管から近くに水道局は置きたがる理由A漏水対応がタイへんだから
水道の検針はエリアや水道局によりますが、
1〜2ヶ月に1回行われます。そのとき検針員さんはフタを開けて使用量を確認するのですが、車や自転車が上にあると作業できません。
何千軒も検針する中で、1軒や2軒ならまだしも、
そういう家が10軒20軒と増えてしまうと検針業務全体に大きな負担がかかります。
設計段階で考えてほしいこと
だからこそ、新築のときには「水道メーターの位置」を設計段階からしっかり検討してほしいんです。
給水の引き込み位置やメーターの設置場所については、設計士さんが水道屋さんや水道局と連携しながら決めるのが理想です。
場合によっては「距離が離れているから材質を強くしてください」「もっと近くに配置を変えてください」など、水道局から具体的な要望が出ることもあります。
設計士さんと外構・設備のズレ
建築設計士さんは建物や室内についてはとても強いのですが、
どうしても「外構のインフラ位置」や「水道局ごとの細かいルール」には慣れていないことが多いです。
実際、建物の計画はしっかり進んでも、
外構工事は最後の段階で現場任せになりがち。その結果、検針しづらい場所に水道メーターが設置されてしまうことも珍しくありません。
これは水道屋から見ると正直「もっと早く相談してほしいな」と思う部分です。建築・外構・水道、それぞれの連携がもう少しあれば防げる問題だと思います。
まとめ
水道メーターの上に車や自転車を置くと、検針ができなくなり、多くの人の負担につながります。
新築やリフォームの際には、ぜひ設計の段階から「メーターの位置」を意識して、水道屋さんや水道局と連携して決めていただければと思います。