水道工事の占用は道路管理者ローカルルールが多いけど
どうなんだろう?
という疑問にお答えします。
わからないことを解決できればと思います。
わたしは水道工事の占用を首都圏で何件か取ったことがあります。
(10自治体前後)その経験からわかることをお伝えします。
この記事では
- 道路管理者毎のローカルルールがわかる
- 上下水引き込み工事の工程感をつかめる
はじめに結論
- ポイントを押さえて相談ヒアリング舗装の変数に注意
本記事の内容
- 水道工事の占用はどのようなものがあるのか
- 水道工事の占用はどのようにとるのか
- 水道工事の占用を取る上での注意点は
水道工事の占用はどのようなものがあるのか
水道工事の占用はどのようなものがあるのか
ということですが、それ以前に占用とは
水道工事で発生する占用物はふつうの水道工事店ですと
「給水管」水道局の水道工事ですと「配水管」
や「送水管」「導水管」となり、
水道局よりは太めの管、水道工事店の仕事
はそこから分岐(えだわかれた)細めのかん
とおぼえておくといいでしょう。
そして、占用するよ?と
お願いする先は大枠で3種類
あり、それぞれの自治体により
申請する方法が違います。
種類とは
- 国道
- 都道府県道
- 市町村道(特別区)
となります。
なぜかというと、それぞれの道路管理者が別
だからです。f
道路管理者に水道工事の管を入れる場合
「占用」が必要になる
ということです。
水道工事の占用はどこでとるのか
といいますと、
- 道路管理者≒役所
- 水道局(ケースによる)
となります。
大都市や、道路管理者と水道局との取り決めで
まれに水道局の場合もありますが、
基本的には道路管理者≒役所となります。
一番の窓口は道路管理者に水道工事の占用を
出すのですが、エリアによっては月何百件も扱うので、
水道局で代行するケースもあります。
(東京23区など)
水道工事の占用は大きい道路上の水道本管(配水管)
から、細い管(給水管)を取り出すので、
そこまで大きい規模(20mか20平米=>大規模占用)
になることはないです。
※20平米はだいたいワンルームマンションくらいの広さです、
なので、
事務処理の関係上からか水道局で請けてまとめて
道路管理者に出すこともあるようです。
その場合は水道局で聞くことになります、
そうでない場合は道路管理者直接なので、
役所の道路課となります。
だいたい役所の窓口で道路課はどこかきけば教えてもらえます
が、国道は国道事務所が管轄ですので、
一般の人がいきなりいってもあまり話が通じなかったり、
嘱託のひとが担当で週数回しかいないケースもあるので、
事前に電話してからのほうが無駄が少ないです。
水道工事の占用はどのようにとるのか
結論からいいますと
道路管理者によって違うので、道路管理者に聞きましょうということです。(業者さんなら)
個人の方なら(水道工事店)で取り出しをする業者さんに聞きましょうとなります。
なぜならば、
前章でもいいましたが、道路管理者は
国、都道府県、市町村や区部によりやりかたが違うからです。
なのでとり方も違います、
大体のケースをお伝えします
・占用鏡
・占用副本(鑑のコピー)
・着手届
・完了届(舗装本復旧の業者仮復旧までの場合)
- 減免申請
- 案内図
- 舗装構造図
- 掘削図(平面、断面、占用位置等記載されているもの)
- 現地の写真
- 施工後の写真
- PRの書類
- 道路使用の控え
などが、申請、着手、完了
で必要で、工事の期間はだいたい数ヶ月
占用の期間はだいたい10年です。
(たぶん更新とかはいらない?くわしくは道路法で調べてください)
なので、ネットで、占用する場所の
道路がなにか?またどこに属するのか?ということを確認しましょう。
水道工事の占用を取る上での注意点は
水道工事の占用を取る上での注意点は
結論からいうと
一番は時間がかかるということです。
特に国の道路「国道」の場合は首都圏ですと
半年は掘るまでにかかります。
理由はわかりませんが、国道>都道府県道>市町村(区)道の
順で占用の工事の許可がおりるまでにかかります。
なので、建築さんでしたら、そのてんの工程を見極めて
はやめに水道工事店に依頼してください。
ちなみにガスさんや電気さんNTT(通信)さんとかも同じ
条件ですので、インフラ調査時に十分配慮して
積算していただくといいでしょう。
具体的には、水道局と現地を確認して、どの道路になるのか?
管をふとくする工事は発生する規模のたてものなのか
その場合、どの道路からふとくする工事を行うのか
という判断を水道工事店と行ってください。
その上で積算されるとよいでしょう
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