配水用ポリエチレン管がわからないんですが?
という方向けの記事となります。
いまいちなじみがないのですが、地域によってはずいぶん前から
使用されている水道事業者もあるようです。
配水用ポリエチレン管は使えるのだろうか、記号は?規格は?
気になる部分もありますよね。
これらのことを
わかる範囲でお伝えできればと思います。
配水用ポリエチレン管の規格と販売状況と印象について調べてみました
配水用ポリエチレン管の規格と販売状況と印象について調べてみました
配水管≒水道本管
用なのですが、給水管用のものと同様施工方法はメカニカルの方法と電気融着の方法が
あるようです。
規格としてJIS規格としては→JWWA K 144 水道配水用ポリエチレン管となります。
ポリ管というとエリアによってはガス管の黄色いイメージがありますが、
材質は同じようですが、こちらは青色となるようです。
また、給水管分起用の専用のサドル付き分水栓も各メーカーから発売されています。
鋳鉄管よりも施工性は質量が低い分よさそうですし、
伸縮確可とう性も高そうです。
これに加えて海などの鉄管だと腐食しやすい土壌にも向いているようです。
採用している水道事業者では屋内も屋外も露出配管はNGだそうです。
日光などでの劣化はあまり強くないのかもしれません。
ほおんをきちんとすればできそうですが、なんともいえません。
ポリ管というと黒い色の二層管で、大きめの現場で仮設などでもみかけられるものがありますが、配水用ポリエチレン管とは
別のものです。
こちらは水道用ポリエチレン二層管(JIS K 6762)となるようです。
メーカーでは継ぎ手は当然各種販売していますし、講習会なども積極的に
行っているようです。
配水用ポリエチレン管の全体的な印象について
分岐用の穿孔機まで販売しているようですが、
鉄管でなじんだ業者から変更する場合は、部材から、教育から、道具まで入れ替えなので、
なかなか大きい水道事業者には受け入れられるには時間がかるのかもしれません。
ただし屋内では架橋のポリ管はまきもので一般的ですし、そこまで太くなければ施工性も
費用としても悪くない点は受け入れられているので、あとは
掘削よりの業者さんの道具と教育の部分の手数と費用をどう、だれが巻き取れるか
という部分かもしれません。
鉄管もGXが発売されて、一般的になっていくのでしょうが、重さと費用と上記の部分が
クリアになればこちらの管を採用する水道事業者もでてくる可能性もあります。
本当にところ変わればの世界なので、一概にはまったく言えませんが。
配水用ポリエチレン管の記号について
配水用ポリエチレン管の記号について
記号は
PEとかでいいのではないでしょうか。
東京のガスの図面だとPEですね。
なんともいえませんが。
小田原だとHPPEと書くそうです。
いろいろですね、水道事業者基準と設備図面基準があるので、
なんともいえません。
水道事業者の図面の作成時は水道事業者に確認する必要があるでしょう
設備の図面の場合は既存のポリ二層管と分ける必要がありますね。