メーターのバイパスの配管ってどうなってんの?
注意するポイントは?そもそも何目的?
という方向けへの記事となります。
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A:それ切り替えマシンだから!向き注意!
この記事では
- メーターバイパスユニットの役割と機能がわかる
- メーターバイパスユニットの施工上の留意点がわかる
本記事の内容
- 目的は8年に1回の交換時の不断水
- バルブではなく切り替え機です向き注意
- 切替上流に止めは原則必須
- バイパス機能の図
- 補足管はいらない
目的は8年に1回の交換時の不断水
水道メーターの交換が8年に1回あります
計量法での規定です
計量法についての記事です
その際、メーターを外してつけるので
断水が発生しますそれを回避するためのメータ回りの機構となります。
具体的には
- 既存品とそうでないものもある
- 基本的に既製品を使う
- その地域の水道事業者の規定に従う
- 交換時の断水回避のメータボックスと配管内部で切替をして断水回避
します。
引用URL:http://www.jwrc-net.or.jp/qa/07-96-2.pdf
水道技術研究センター
引用ここから
1995年10月、東京都水道局では中高層建物の小
規模受水槽の衛生上の問題解決や給水先へのサー
ビス向上のため、増圧直結給水方式が採用されま
した。当時の課題として、上記方式は貯留機能が
なく、親メータの交換時には建物全体を断水する
必要があることから、これを回避し、かつメータ
交換が容易にできる「メータバイパスユニット」
が開発されました。
引用ここまで
バルブではなく切り替え機向き注意
通常メーターの上流側に
メーターのバルブをつけますが、
この既製品にはどの機種も
メーターの二次側にバルブがついています
一次側には切換え弁(水道局のみ切替可能)があります
パット見ああバルブがこっちだからこちらが一次側(上流側)だ
と配管すると間違い配管になるので
注意が必要です。
あくまで交換時の水の流れを
メーター部分に行かないようにするための
切換え弁が上流側、
下流側でその水をメーターの二次側で出さないための仕切弁
なので、通常の仕切弁と役割が
違うことを留意しでください。
いつ使う | 8年に1回 | 2個の弁の役割は | |
なんで使う | 断水回避 | 一次側 | 切り替え |
どこで使う | メーターボックス内 | 二次側 | メータ二次側止水 |
切替上流に止めは原則必須
バイパスそのものが不良時の止水機構がないからです。
宅内第一止水栓があるから
いらないという考えもありますが、繰り返しますが。
メーターバイパスそのものに
止水する機構がないので
バイパスの上流側に止めがある場合が多いです。
バイパス自体壊れたらそこで止められるからです。
上流側にGV二次側下流側にCVもしくはGVという図はよく見ますね
注意:水道事業者の施工要領に従いましょう
バイパスそのものの交換には
宅内第一止水栓での止水
もしくは
メーターバイパスユニットの上流側に止水栓をつけるといいでしょう
バイパス機能の図
普段は上記のようにバイパス機構は使いません
8年に1回のメータ交換=検満時
に〇印の水道局の特別な機器でバイパス側に水を流します。
そして二次側仕切弁を閉め、メータ二次側から水を出ないようにします
上記の状態でメータが交換可能となります。
補足管はいらない
フランジのメーターの場合
既製品のみですが、
場所によっては必要となります。
メーターバイパスユニットなしだと、
フランジのメーターには
補足管が必要となります。
なんだか補足管のねじだか
フランジだかでもないなぞ接続については
なぞにしておきます。
ゴニョニョ