外構設備図みて給排水の計画とか調整するといい
っていわれても作る元請けほとんどいないんですよね?
そもそも外構って?外構設備の給排水の影響って何?
という方向けへの記事となります。
外構設備図
あるといいなですが戸建てや数所帯の木造アパートレベルだと作りもしない
あっても設備との収まりを検討しない設計がほとんどです。
あっても配置図のみとか。
まあ予算の兼ね合いもあるのでしょうが、
現場ではそうはいかないことが怒っている、あ誤字起こっているのも忘れないでね。
特に排水系統は給水より太いんで
外構やさんとの設備屋さんとのもちつきが毎回うまくいくとは限らないこともご配慮いただきたい今日この頃です。
はじめに結論
外構設備図がないならないで外構図と配置図などで検討する
この記事では
- 外構設備図が衛生設備に影響する部分が知れる
- 外構工事で設備屋との立場での考えかたが知れる
- 建築設備の衛生部分での外構工事の検討事項のヒントが知れる
本記事の内容
- 外構設備では見えない配管等も含まれる
- 外構設備図がないときは施工監理と建築と外構屋さんのもちつき
- 外構工事の発注の種類は
- 外構工事の流れはどうなるの
外構設備では見えない配管等も含まれる
外構図だけだと見た目のも
見た目系
- ゴミ箱
- カーポート
- ブロック
- フェンス
- ポーチ
- 植栽
- 外水栓
- 引き込み電柱
- 汚水雨水ます
- エアコンの室外機
- アプローチライト
- ILBインターロッキングブロック
- ピンコロ
- 土間
- アスコン
- 駐車場
- タイル
- ポーチ
- 砂利
- 階段
- 布基礎のフーチン
- コンクリートブロックの基礎
などですが
目に見えない系
目に見えない部分として
- 給水の管
- 排水の管
- 雨水の管
- ガスの管
- 電気の管
- 通信の管
- 玄関カメラの管
なども同時に走っています。
それらを総合して一枚の絵に落ちているのが
外構設備図となります。
あくまで肌間隔ですが、
戸建てやちょっとした2世帯住宅規模だと
- 配置図と
- 外構図で
おしまい
というのがほとんどです。
なかには配置図刷らない時もあります。
1階平面図にざっくり落としておしまいとか
一度家を建てる方は下記のさまざまな要因を加味して
「外構設備図」はありますか?
と建築さんに質問してみるのもいいかもしれません。
まあ工事費と設計費は高くなりますが、
すごく大事なのに
すごくざっくりしていて
毎回設備屋さんは頭を悩ませているのですね。
外構設備図がないときは施工監理と建築と外構屋さんのもちつき
給水も排水もどう取り廻すか?
それによりスリーブの位置も変わる
つまり、
基礎の段階で決めておかないとNG
という初期の段階での重要性という視点が必要
よく設備屋はあたまからけつまでいる
と言われるのは
別に1回で済めばそれに越したことはないのだが、
そういうわけに行かないからだ
なぜなら、
最後の外構工事で汚水のますがここだと
「見栄えが!」
と最後の最後に騒がれても、
「基礎の前に決めておこうね?}
「スリーブ入れる位置変わるからね!」
というのが設備屋の本音である。
また、
屋外の外回りでは
元気な?外構屋さんだとごくまれではありますが
ガンガン配管壊していく人たちとかがいます
もちろんそうでない方々が99.8%で
慣れている業者さんだと
設備屋さんと外構屋さんと(本来は建築さんと設計さん)の「もちつき」」
だという心意気で接してくれる人たちがほとんどです。
レベル出ししないと
水道メーターも据えられませんし、
ますの高さも出せません。
そういった部分に
配慮できる方々がうまくやっていくのが
上手い人たちがほとんどです。
私も外構屋さんに迷惑をかけたこともありますし
一言断ってから1歩すすむ
くらいのことができるようになるのは大事ですね
外構設備図がないとき
- 外構図
- 配置図
に近いものが落ちているので
それを組み合わせて
あてにして想像することです。
上記2枚がない場合は
- 1階平面図
にまとめて記載されている場合もあります
- 雨の降りてくる位置
- スリーブから給排水の出ていく位置
- たてかんの給排水の立ち上がりの位置
- 各器具からのルートと
- 汚水雑排雨水のつなぎかた
- 外回りが雨水単独か?汚水雑排と雨水合流か?
- 合流接続だが、宅内開発浸透までは分流で持っていくか?
- 分流なら側溝接続か?それとも雨水ますか?
- 開発や条例に関連していないか?
- 敷地面積に関連する横主管の管径は適切か?
- 基礎の種類によってはフーチンとの絡み
- CB基礎の絡み
- ますの数
- 外構のレベル
- 基礎からの仕上がり面までの高さから起点のますの深さの確保
- 既存の公共汚水桝までのルートと
- 公共汚水桝の深さが足りるか?
などを検討しつつ
外構工事でのおさまりを検討します。
加えて行政で上下水の役所の要件も満たす必要があります。
絵だと給水のバルブがエントランスのど真ん中
だが、水道メーターまでのルートは
水道事業者として適切な位置か?
排水のますはエアコンの室外機の真下だが
建築の検査で指摘されることもあるのではないか?
自転車ラックの位置とゴミ置き場の位置が汚水公共汚水桝
の近くだが、最終ますは
掃除口で入るのか
レベルが敷地面積のわりにフラットだが、
ますまでの勾配と現況の深さで足りるのか?
など結構無限に検討事項があります。
RCだと基礎図から起点のスリーブの高さから
逆算して現況の公共汚水桝までの勾配の逆算が
必須となります。
それらのことと同時に
外構設備のあらゆるものとの
取り合いとおさまり
というのを仕上げていく必要があるのです。
外構工事の発注の種類は
ぴんきりのようです、
土のまま引き渡してあとは施主さんがやる
施主さんが直接発注する
なぜか?営業マンが発注する
建築工事内にきちんと含まれている
外構工事の流れはどうなるの
- 前半戦
- 後半戦
2種類でしょうか
前半戦は
前半戦はブロック積みや、同時に境界入れや、擁壁が必要なら擁壁やら、
隣地との工事の明瞭にする目的のような工事が多いです
あとは土地売りのどうような境界部分のブロック積み
後半戦は
後半戦はお施主さんと建築主体の工事です
竣工前の場合が多いのは大きい現場で
戸建てなどでは引き渡し後の場合もあります。
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今日もいい日明日もいい日でありますように