水道管引き直し費用っていくらかかるの?
30万から300万くらい?
そんなに予算かけれないし
という問題にお答えします。
なんだか排水管の引き直し費用でも来てくれている人がいる
みたいなんで記事かきました
鉄筋のマンションならこみこみ中の工事一式
2000万円くらい?
ピンキリでなんともいえないのもわかりますが、どういう
業者さんに依頼すればいいのか?
期間はどのくらいなのか?
などの疑問もあると思います。
ある程度は何となくの相場だけでも知りたいのが本音ですよね。
実際のところは、工事のケースによって
まるで違うのも実情です。
これらをパターン別に解説し
お見積りや
積算や
新築賃貸経営など
に活かせる一助となれば
と思います。
逆にインフラコストには接道や近隣状況などの
立地などの影響の大きさが理解できると思います。
本記事の内容
- 引き直し概算とパターン一覧
- 既存の建物の給水管が古い、建て替え増築を考えているが費用がわからない。
- 水道屋さんにも得手不得手がある?
- 水道管引き直し費用で宅内、屋内のケース2例
- 費用を減額したい場合のコツとしては、
- 一軒家の給水管の引き 直しの相場は?
引き直し概算とパターンと一覧
結論:宅内と道路上で金額は違う
すべて
お気持ちはわかります。
でも仕方ないです。すべて新築戸建て
2-3階なら1戸数十万円でしょう(屋内のみ)
道路掘削で配水管分岐ありで目の前なら
1戸数十万円でしょう(引き込みのみ)
でも、配水管まで10m以上道路掘削で配管するなら?
20mm口径2本入っていて
1本不要で水道局から撤去指示が出て、且つ
1戸建てだけど2世帯住宅で25mmの口径に太くするなら?
数十万円ではいかないということです。
100平米くらいで屋内だけなら30万くらいでしょうか
※100平米は小さな家の面積です
公道掘削で普通の道路で目の前に
配水管があれば40-50万円くらいでしょうか
パターンと理由と具体例は下記の通りです、
なんとなく想像できるといいと思いかきました。
という方のために配管の種類を下記に図で記載さえていただきました。
パターン
- 配管管材料代(ざいりょう)
- 人工(にんく)(工賃)
- 屋外配管
- 屋内配管
- 屋内露出配管
- 屋内隠蔽配管
- 屋外配管(土中)
- 屋外宅内配管
- 屋外道路配管(道路掘削)
- 屋外道路配管(道路掘削)配水管分岐
- 屋外道路配管(道路掘削)配水管撤去
そんなに難しくないですよ
管の材料代があります
ステンレス管>塩ビ管
ステンレス>鋼管(鉄)>塩ビ
の順で高価となります。
職人さんの工賃(施工費用)があります
1日の施工<2日の施工
1人<2人
いちにんく、ににんくとかいいます。
1日分の一人の日当が発生すると=1人工(いちにんく)
その人(ほかの人でも)2日分施工乗り込み(工事に来る)と2人んく(ににんく)といいます
建物の中の配管があります
屋内の露出配管があります、見てくれは悪いですが、
改修などで安価にするにはカバーなどで工夫するなどで
壁の壊しと戻しの追加の費用を減らします
新築などは先に壁を打つ前に配管を行います。
なので通常はあまり配管は見えないようになっています(隠ぺい配管という(悪い意味はない)
露出<隠ぺい
隠ぺい配管だと周りの造作の壊しと戻しが
別人員で別材料がかかるので高くなりがちです。
こちらも細かく話すといろいろあります。またの機会
改修などで壁や床の壊しなしでこれを行うには壊し戻しの
作業が追加となります
屋外の土の下です。
ルールでは30cm以上深くいれてね
とあります(厳しいときもあります)
北国では100cm以上いれるところもあります。
その分掘る必要があります。
札幌<釧路
埋設配管の工賃は
工事代金も
釧路のほうが割高になります。
同じ屋外で土の下どちゅう(土中)埋設(まいせつ)
でも宅内は土ならば比較的掘るだけですが、
土間がある、化粧砕石がある、タイル仕上げだったりする
という場合は別の職種の人の材料と工賃がかかります
土<土間<タイル
の順で高くなります
屋外の土中埋設でも道路掘削を伴う場合です
ルールでは道路の管理者によりますが、
60cm以上車がのるので深く入れる必要があります
要件や許可先も変わります
私道なら所有者
公道なら道路管理者、交通管理者(警察)
水道局などの許可(これは基本すべて)
が必要です。
道路掘削で配水管の分岐(穴をあけて、専用の器具をつけます)
が伴う場合は別途材料と施工費がかかります。
配水管に穴をあける(せんこう)穿孔するので
水道局の許可や場合により立ち合いが必要なります。
これは、1戸建てでも2世帯住宅などで
水量(どうじにつかっても安定的につかえる水量)を確保するために
管を太くする場合に古い管にいらない水(しにみず、停滞水、滞留水などという)
がたまり不衛生になりますので、根本から撤去する工事が発生します。
基本は図のようにはならず同じ太くする部分での施工となりますが、
ケースにより、道路の面する位置により、2か所の掘削が水道局から
指示される場合があります。
1か所<2か所
引き込み位置のバルブ位置と撤去の位置が近い<引き込み位置のバルブ位置と撤去の位置が遠い
となります。
既存の建物の給水管が古い、建て替え増築を考えているが費用がわからない。
アパートへ建て替えだがどうなる?
増築だがどうなる?
建物はそのままでリフォームだがどうなる?
予算はあまりないがどうなる?
といったところでしょうか。
同じく水道屋さん側としても、
水回りの器具のやり替えは割高、排水管や、防水(他業者手配)、既設配管との繋ぎ換えの
具合によるから見積もる側も慎重になりがち。
繰り返しの直しの手数は減らしたい。
既設配管との継ぎ目からの漏れなど、
外回りの現況の仕上がりの壊しと戻しの費用、また、水道局への報告申請費用
宅内まで、宅内から、屋内のどこまでま
と3つの切り分けにより金額が変わります。
- 配水管からの分岐で宅内までのはなし
- 宅内既設管のやり替え
- 屋内の配管とリフォームのやり替え
今回は
2番目の宅内の既設配管のやり替えの2番目を中心にお話できればと思います。
水道屋さんにも得手不得手がある?
水道屋さんにも得手不得手がある?
A
お施主さん=>建築会社さん、工務店さん、=>水道屋さん
のいわゆるBTOBの形態の水道屋さんと、
B
お施主さん=>水道屋さん
の
のいわゆるBTOCの形態の水道屋さんと、
本管から宅内までの取り出しの業者さんと
ありますので、それぞれ強み弱みがあります、
一口に水道屋さんでも得手不得手がありますので、
あまり不得手な施工をお願いすると他業者に依頼するなどの
行為で割高になることも多いです。
費用は比較的A>Bとなりますが、
水道屋さんとしては、いつもお付き合いのあるかたでない
直接との取引なので、お互い不安もあるかと思います。
水道管の引き直し費用の何がわかるのか
こちらの記事では、水道屋さん目線とユーザー目線両方から、無理のない形でのお話、お互いの
疑問点、懸念点を洗い出すことができるのではと思い実例などを記載し、減額の効果的な相談方法などを
水道屋さんの事情も踏まえて、お知らせできればと思います。
。
水道管引き直し費用で宅内、屋内のケース2例
水道管引き直し費用で宅内、屋内のケース2例
・直接取引でのケース
増圧ポンプの故障からの交換と施工というケース
直接の水道屋さんとの取引ではこの場合、近隣の方で自宅兼アパートを
経営されているオーナーさんでした。
増圧ポンプの不良から、メーカーさんの情報等、よく勉強されてました。
でしたので、プラスアルファで必要な手続きなど、
事前に知っておくとよい情報などを提供させていただきしました。
ご自身で水道局にも出向き、給水管の図面もご用意されておりました。
通常ですと、施工が確定してから当方で調べるのが通常でしたが、
相見積もりを明言されておりましたので、いきなり当方としても
調査を行える範囲も限られましたので、そのようにさせていただきました。
通常の一軒家ならばそこまでしなくでもよいケースもあるのですが、
給水方式、多世帯など、アパートや、マンションの形態の場合、
水道局の施工の規定など、いろいろ影響する部分も出てきますので、
その点も交えてお話させていただきました。
・工務店さんからのケース
受水槽を撤去して直接の水圧で水道をまかなうケース
工務店さんとの付き合いがお互いあるのでやりとりはほぼなしでした。
こちらは商業ビルで、1階と屋上に受水槽がある施設でした。
受水槽の撤去と配管のやりかえでした。
費用を減額したい場合のコツとしては、
費用を減額したい場合のコツとしては、
費用は明言できないのですが、
・見た目の部分の(原状回復)の範囲を減らす
なぜならば、水道屋さんとしては、他業者さんに発生する費用は
値引きようがないからです。(できたとしても調整しにくい部分)
具体的には、宅内の配管をやり替える際に、タイルなどが貼ってあるとします。
タイル屋さんなどに余分に施工を頼んだ部分は水道屋さんとしても値引きにくい部分です。
(別途費用でタイル屋さんに右から左で払う部分だから)なので、配管は露出で保温(カバー)をする形で、
既存の配管とタイルはいじらないもしくは施工範囲を最小にして、タイルでなくモルタルで戻すだけでいいので、
減額は可能でしょうか。などと聞くといいかもしれません。
露出配管で、カバーをきれいなもので見せるという手法は珍しいものではないです。
・機械ものの撤去をしない、もしくはスペックダウンさせる
なぜならば、機械ものは費用の大きい割合を占めるケースが多いから
1つ目の理由と同じなのですが、費用の割合の大きいポンプなどは
水道屋さんとしても仕入れて搬入をして施工するというものですので、
材料屋さんからある程度は安く仕入れますが、限界があるからです。
十分な機能を満たすかどうかの理解などは必要になり、事前の調査などは
必要になりますが、ポンプのサイズを現状のものより1ランクさげたり、
水量や水圧が確保できるのであれば、水道メーターの口径を下げたり(事前に水道局や水道屋さんと
十分検討する必要はありますが)過大な設備でないか見直すのも方法でしょう。
やりかえの費用が、減額のアドバイスになってしまい、水道屋さんに恨まれそうですがw
相手の手間を巻き取れる方法が見いだせれば無駄な相談ではないかと思います。
一軒家の給水管の引き 直しの相場は?
30万から100万円くらいですかね。
安い場合もありますし、
より高いときもあります。
なぜなら、
給水管と配水管と道路の状況によるからです
具体的には
- 道路の種類
- 既存の管の撤去の本数
- 配水管までの距離
- 既存管の近隣給水管の共有の可否
などの現場毎の差があります。
まあまあざっくりでいいよ!
というのもありですが、
増額の際に大体スムースにいきませんので、そうも
言えないのが見積もり側の意見です。
なのでケースによる。
となります。
役所や近隣さんとのせっしょう(折衝)など
安くする分のリスクを発注側で対応する(手間をまきとる)
覚悟があるのなら、多少は安くできるケースもあるでしょう。
ただ請ける側からそんな口聞けないですからあまり
安価に提示できないのも事実かもしれません。
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