今更 現場打ちのピットとか先祖返り かよって 先入観で仕事をしていたんですが よくよく聞いてみると 消防と給水は結構 別の分野 なんで 直結でも繋いでもいいというルールがあるようです
最近地下の消火水槽の現場打ちピットへの直結での給水を希望する
現場の対応が多かったのでメモ
過去では現場に消防用の2.6t前後のタンクと
ジャッキポンプと呼水槽0.5tというパターンが多かったが
地下のFRPの設置するスペースや
機械室に十分な容量がなく、地下の現場打ちピットにボールタップで
直結給水接続する設計を持ち込むことになったので、
事前相談後(いづれも設置OK)
のメモ
六面点検不可消防用水槽と直結給水の接続は相談先によるがOKのケースもある
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結構この書籍には細かい 給排水のことが 建設省を 告示
という形で古いデータではあるんだけど色々書いてあるんで便利です
引用URL https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/pdf/201703/00006620.pdf
引用ここから
S50建設省告示1597
給水タンク及び貯水タンク
イ建築物のい内部屋上又は最下階に設ける場合においては、
次に定めるところによること
「(1) 外部から給水タンク又は貯水タンク(以下「給水タンク等」という。)の天
井、底又は周壁の保守点検を容易かつ安全に行うことができるように設けること。」
引用ここまで
★貯水タンクが消防タンクを含むか否かという部分で給水系統と接続されている場合の六面点検の定義があいまい。
ただし大体の事業者で
給水装置の部門は消防のことにあまり口を挟まない
ボールタップと逆止弁とゲートバルブがあればボールタップで縁は切れている
現場打ちのピットタイプの消防用水の水槽(六面点検不可)
を設計受理されるケースがほとんどだが一応相談は入れている
。
水が使われたら2号消火栓で2.4トンが確保されていても充水可能な状態であるのは維持管理上必要
という解釈もありますでしょうし
年1の点検でも放水試験ののちの未警戒を防ぐ部分
でも
意味のある構造ともとられられますね。
役所の首を突っ込まない暗黙ルール
今回もそうだが、
それぞれの領域を犯さないという
役所のルールの臭いがする
部分もありましたが、
なんでも
先入観を持たずに、聞いてみるというのは大事
ですね。
手垢のついた仕事になりがちですから。
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