
という方への記事となります。
はじめに結論
A:やっちゃだめそれ!2階より上と1階とPD(ポンプドレイン)PU系統は分けよう通気もしっかりね!
本記事の内容
みだし)
- 通気とはね出し作用とのこと2階以上と1階は分ける
- ポンプ機械排水と自然流下での排水を分ける
- 排水系統チェックリスト
通気とはね出し作用とのこと2階以上と1階は分ける
高層建物の1階とポンプアップは単独で外回りのますに接続ってかなり常識かと思っていたが一昔前の排水責任のテキストとか一昔前の都の排水設備要項だとのってなくて?となったけど、資料あさったら1級管工事のh19年に実技で問題で出ていて読んでたんだ。1階についてのはね出し作用のリスクあるからだめ
— facilitieees_memo (@setubieee) June 25, 2022
なんでわけんの?
- ポンプアップ地下の機械排水
- 1階の自然流下の排水
- 2階以上の自然流下の排水
理由は負圧、正圧の通気の問題がおきるから
具体的には
1階でのはね出し作用(圧力2階以上がつよすぎ!で1階器具であふれる、)→正圧、
もしくはたてかんに近い器具の封水が切れ臭気があがる→負圧
(よくて?)封水(ふうすい)が切れる(よくて?)流れが悪くなる
- はね出し作用(あふれ)
- 封水が切れる
- 流れが悪くなる
があるからという理由です。
具体的には
- 1階は自然流下(勾配での排水)でも縦に極端に落ちることがないので流速が遅い
- 2階以上は立管からドカンと落ちてくるので1階で屋内の横主管に来た時当然流速がはやい
- 上記2つが同じ管にあつまると、スムースに流れが流れなくなる(最悪封水切れ、はね出しで器具あふれ)
まあ、それでも、まったく流れないわけではないので、それでもいいじゃんか?
という方もおられる(?)かと思いますが、
で?どうやんの
それぞれの系統を
外回りで別のますで受ける設計とする
まあ、竣工後の(不幸の電話が増えないようにするKY活動的にはNGでしょう(おい!))
入居者様とお施主様のニーズを満たすというサービスとしてはNGでしょう
なので、1階と2階より上の系統は別々で外回りのますに接続しましょう
というお話でした。
ポンプ機械排水と自然流下での排水を分ける
- 機械排水(ポンプの回転により流すもの)
- 自然流下(管の勾配と重力で流すもの)
は下記のように正確が別だからです
流速の ぼ一定 あり あり
ばらつき
流速 高め 低め 高め
機械排水 | 自然流下1階 | 2階以降 | |
流速のばらつき | あり | あり | あり |
流速 | 高め | 低め | 高め |
と性格が別の液体を流すので、それらがぶつかるのは
避けましょうねというお話でした。
物好きのかたは本買ってきてください
管工事まわりだと実技本にありますが、
排水設備まわりだと最近まで適当排水系統図でしたね
少なくともこの点に関しては
もうh19年の過去問はのってないというこの本は証拠にはならないけど、
1級管工事施工管理技術検定実地試験問題解説集に記載されてました。
ちなみにおすすめの管工事のテキストはこちら
https://setubimemo.com/%e4%b8%80%e7%b4%9a%e7%ae%a1%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e3%83%86%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%88%e3%81%a7%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%81%af%ef%bc%9f%ef%bc%881%e7%99%ba%e5%90%88%e6%a0%bc%e3%81%97/
まあ実技本とバカにできない内容というおちでした。
おさらいには勉強になったかな。
うーん資格はまずとれ!
とってから勉強しろ!
と言われました。まあそのおさらいです。
- 学ぶ→資格とる
が普通の考えですが、
- 資格取る→学ぶ
- 暗記作業→実務に落とし込む
という意味でその方は言っているんだと思います。
どのタイミングで実務上の経験がやって来るかは予測できませんので
まあ、暗記ペーパーだけだとただの読書とテストで終わりなんで
戸建て住宅ですら?2階の系統を1階の枝管や、
1階と同一のますにぶつける(接続する)ということは
やらないのが普通だと思っていたんですが、
- 2階横主管→立管→外回りのますA
- 1階横主管→立管→外回りのますB
- AとBは同じますに接続しない
という意味です
もっと細かく言うと「段差ます、ステップ枡」あると思うんですが
あれがある理由は
会合部分(枝管と主管の交わるトイレ(し尿を含む汚水)の会合部分には)
段差のあるますをつけなさい
というルールの意味でもあるんですが、
理由は
- 逆流を防ぐ
という意味があるくらい、会合部分は流れにくい部分なんですね。
にもかかわらず
そうでないケースがRCの建物で一部
世間の雑談であったという噂をききまして
(濁しすぎですね)
竣工後に
1階の流れが悪いとの情報が、
よくよく調べてみるとと2階より上の立管に
1階の横主管をぶつけていたとのことらしい
ですらしいですらしいです。(うわさですよっ!)
おそらくこれが原因かとおもわれます。
おさらいです
別々の系統にしてますにつなぐもの
- 1階
- 2階以上
- 地下などのポンプアップ
を分けて外回りのマスにつなぎましょうということです
通気と管径もお忘れなく
排水系統チェックリスト
通気は別か伸長か
# 排水系統設計上の排水設備チェックリスト
1. 排水管の口径が適切に計算されているか確認する
2. 排水勾配が基準値(1/50~1/100)を満たしているか確認する
3. 通気管の位置と口径が適切に設計されているか確認する
4. トラップの種類と設置位置が適切か確認する
5. 排水立て管の口径と配置が適切か確認する
6. 排水横主管の経路と口径が適切か確認する
7. 排水枡の位置と大きさが適切か確認する
8. 最終放流先(下水道・浄化槽)との接続方法が適切か確認する
9. 雨水排水と汚水排水の分離が適切に行われているか確認する
10. 清掃口の位置と数が適切に配置されているか確認する
11. 防臭対策が十分に考慮されているか確認する
12. 排水ポンプの容量と設置位置が適切か確認する(必要な場合)
13. 排水管の材質が用途に適しているか確認する(耐熱性・耐薬品性など)
14. グリーストラップの容量と設置位置が適切か確認する(必要な場合)
15. 排水設備図面と建築・構造図面との整合性を確認する
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