給水の試験では1m以内を不燃材でと教わったが、
建物によって違うのでは?
認定工法の部材
使えばいいのでは?
イマイチわかっていないんだけど。
という方向けへの記事となります。
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この記事では
- 7000円だして買ったお国の本での記載内容がわかる
- 貫通部分の給水の配管径がわかる
本記事の内容
- (65)50以下75以上の配管以外は塩ビ管(HIVP)の給水配管においてはモルタル充填だけでOK
- そもそもの配管する建物が求められる耐火性能を確認する
(65)50以下75以上の配管以外は塩ビ管(HIVP)の給水配管においてはモルタル充填だけでOK
給水取った、でもイマイチわからん
1m不燃材ルール以外の2つのルールと
そもそもの前提ルール(防火耐火)などを深掘りしてみます
国交省建築指導課さん編集協力の本を仕入れたので
一人勉強会開催となります。
本記事の内容
- (65)50以下75以上の配管以外は塩ビ管(HIVP、VP)の給水配管においてはモルタル充填だけでOK
- そもそもの配管する建物が求められる耐火性能を確認する
- 認定工法のメーカーの管主と径と貫通部分の種類と厚みとが適合するかを確認する
(75以上の配管以外は塩ビ管の)
なんでもかんでも「フィブフォーク(仮名)巻きな!」
というわけでは無いようです。
建築基準施工令という決めごとなのでOKとか
は書かれていないのですがww
配管予定の管種と径(外径)を確認する
そういう規定だからそうらしい
具体的には
HIVPだと50.65以下は規定未満でロの条件を満たしている <https://www.rakuten.ne.jp/gold/suidou/html/sunpou_hi.htm>
材質 | 外径 | (呼び径当方加筆) | 肉厚 | 防火、30分耐火、1時間耐火 | 2時間耐火 |
難燃剤量または硬質塩化ビニル | 90 | φ75 | 5.5 | 〇 | 〇 |
115 | φ100 | 6.6 6.6 |
〇 | × | |
90 | φ75 | × | 〇 |
75
外径
90ミリ
肉厚
5.5ミリ以上
125
外径
150ミリ
肉厚
6.6ミリ以上
2時間耐火
?
外径
90ミリ
肉厚
6.6ミリ以上
引用開始
建築基準法施行令
引用URL:
EGOV引用 <https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325CO0000000338>
第百二十九条の二の三
第一節の二 給水、排水その他の配管設備 (給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)
o
七 給水管、配電管その他の管が、第百十二条第二十項の準耐火構造の防火区画、第百十三条第一項の防火壁若しくは防火床、第百十四条第一項の界壁、同条第二項の間仕切壁又は同条第三項若しくは第四項の隔壁(ハにおいて「防火区画等」という。)を貫通する場合においては、これらの管の構造は、次のイからハまでのいずれかに適合するものとすること。ただし、一時間準耐火基準に適合する準耐火構造の床若しくは壁又は特定防火設備で建築物の他の部分と区画されたパイプシャフト、パイプダクトその他これらに類するものの中にある部分については、この限りでない。
イ 給水管、配電管その他の管の貫通する部分及び当該貫通する部分からそれぞれ両側に一メートル以内の距離にある部分を不燃材料で造ること。
ロ 給水管、配電管その他の管の外径が、当該管の用途、材質その他の事項に応じて国土交通大臣が定める数値未満であること。
ハ 防火区画等を貫通する管に通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後二十分間(第百十二条第一項若しくは第四項から第六項まで、同条第七項(同条第八項の規定により床面積の合計二百平方メートル以内ごとに区画する場合又は同条第九項の規定により床面積の合計五百平方メートル以内ごとに区画する場合に限る。)、同条第十項(同条第八項の規定により床面積の合計二百平方メートル以内ごとに区画する場合又は同条第九項の規定により床面積の合計五百平方メートル以内ごとに区画する場合に限る。)若しくは同条第十八項の規定による準耐火構造の床若しくは壁又は第百十三条第一項の防火壁若しくは防火床にあつては一時間、第百十四条第一項の界壁、同条第二項の間仕切壁又は同条第三項若しくは第四項の隔壁にあつては四十五分間)防火区画等の加熱側の反対側に火炎を出す原因となる亀裂その他の損傷を生じないものとして、国土交通大臣の認定を受けたものであること。
引用ここまで
- 次のイからハまでのいずれかに適合するものとすること。
- 材質その他の事項に応じて国土交通大臣が定める数値未満であること。
と記載があり「いずれか」、「未満であること」がポイントかと思います。
そもそもの配管する建物が求められる耐火性能を確認する
当該建物の耐火性能を確認します。
その配管の貫通対象の求められる耐火性能により
貫通部分の規定も変わるからです。
具体的には
耐火構造は「もえにくいこうぞう」
- 防火
- 30分耐火
- 1時間耐火
- 2時間耐火
により違います。
建築設備設計施工上の運用指針20193800円いつも思うのだが、専門書籍高すぎ。まあ月5000円くらいのべんきょう資料代と諦めているが。だいたいこんな本本当に買っていくひといるんだー奇特な人とという目で見られる(はい被害妄想おつ)w
認定工法のメーカーの管主と径と貫通部分の種類と厚みとが適合するかを確認する
認定工法のメーカーの管主と径と
貫通部分の種類と暑さが適合
するかを確認する
塩ビ管はどう?
認定工法は?
パテでいいの?
鉄板はどう?
鉄板なら厚みは?
中空壁なら?
そもそもの建物の防火区画の
貫通の基準が建物による
という部分や、(求められる耐火性能)壁やスラブの厚み
関係法令多すぎるとき
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