トイレ交換したいけどクロスとか
床のクッションフロアーもなんとかしたい
というかたむけの記事となります
トイレリフォームとクロス張り替えの関係性
水道工事業者にとって、トイレのリフォーム工事はただ便器を交換するだけではありません。クロスの張り替えや床のクッションフロア施工など、建築的な要素も含まれることが少なくありません。新築専門の業者や地場建築経由の受注形態の業者は別業種と考えるかもしれませんが、トイレ交換リフォームでは一括施工を行う業者も多く存在します。
クロスの種類と価格帯について
クロスの価格による違い
- 安価なクロス(500番クラス): 現在は約800円/㎡
- 高価なクロス(1000番クラス): 現在は約1300円/㎡
※1平米はフロアマット1枚分程度の面積です
価格と品質の関係性
トイレ空間では安価なクロスを使用すると、湿気や使用頻度により早期に剥がれてくることがあります。ある程度の品質を持つクロス材を選ぶことをお勧めします。
施工費用と相談のポイント
クロス施工の人件費(工賃)は一般的に1日あたり2〜3万円程度です。専門のクロス業者に依頼しない場合は、細かい仕様にこだわりすぎず、施工者と相談しながら予算内で最適な方法を見つけることが重要です。
トイレリフォームの施工順序
新築工事における標準的な順序
- 床施工
- 巾木取り付け
- クロス張り
- 衛生器具設置
この順序に従って作業が進むため、床やクロスの仕様が決まらないと衛生器具の取り付けに進めません。
リフォーム特有の注意点
排水管の位置決め
リフォームでは既存の配管を活用するケースが多く、便器ごとの排水芯出しが重要になります。多くは床排水ですが、壁排水の場合もあるため、新旧便器の種類と排水位置を事前に確認する必要があります。
工期と材料の準備
賃貸物件や使用中の住宅でのリフォームでは、施工当日から使用開始となるケースが多いため、事前の材料準備と正確な段取りが不可欠です。新築と異なり、工期の遅延が許されない状況であることを理解しておきましょう。
適切な準備と施工計画により、トイレリフォームを効率的かつ高品質に完成させることができます。
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