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引き込み取り出し

水道の引き込み位置の計画と実際の施工【手順】

水道の引き込み位置の計画と実際の施工で気を付けることは?

 

という疑問にお答えします。

はじめに結論

  • いろいろあるけどみんなが無事帰れれば満点かと

杭や鋲は飛ばさないようにしたいものです

隣の敷地に間違えてひきこみたくないものです

え?したこと?ないですよ?

水道の引き込み位置を確認したいんだけどどうすればいいんだろう

という方向けへの記事となります

この記事では

  • 年間2桁10年約3桁件数の引き込みをしてきた人の話が聞ける
  • 事前KYポイント満載!

はじめに結論
A:各所3ー5周くらいすればほぼわかります。

本記事の内容

  • 現地のバルブ、メータを探す
  • 水道局の図面をもらう
  • 相談する
  • 現地確認で軽く意識してほしいこと

 

現地のバルブ、メータを探す

杭やプレートも大事ですが、

  • まあるい形の「仕切弁」とか「水道」とかの鉄のフタ
  • 青いプラスチックの箱の水道メーターの箱

 

制水弁などのマークのべんきょうを探しましょう。

 

水道局の図面をもらう

どちらが先でもいいのですが、案内図と住居表示を確定させ

水道局で無料や有料の図面をもあらいましょう。

ケースによってはお客さんの委任状などがいります。

がだいたいの位置と引き込み口径とメーター口径くらいは

教えてくれます。

欲しい情報

  • 宅内までの給水管の本数
  • 給水管のサイズ、種類
  • メーターのサイズ、数
  • 他の宅地、私道内などをまたいでいないか

 

「配水管から宅内に引きこまれている管のサイズとメーターのサイズを

教えてください」でOK

手間なので訪問前に聞いておくといいでしょう。

相談する

現地と図面が違う場合、また

新規の引き込みがいるかなど、水道局で

相談するとよいでしょう。

どう?

という部分ですが、

  • 給水管の太さは計画建物では足りるレベルか
  • 水道メーターは計画建物では足りるレベルか
  • 複数の給水管は撤去は必要かまあたその場合自費か
  • 給水管の太さを太くする場合は道路の舗装の厚さは通常より厚いか
  • 給水管の太さを太くする場合は道路の掘削まで時間はかかるか
  • 建物敷地規模での事前の協議は必要かその場合の窓口は
  • 公費でまかなえるケースはあるか
  • 私道内の別の宅地の給水管を使っている場合はどうすれべよいか

 

などでしょうか。

  • 案内図
  • 配水管管理図
  • 配置図
  • 各階図面(平面図)
  • 3階以上(衛生系統図)

は最低見積もりに必要です。

  • 管の太さ(管径)
  • 材質
  • どこまでが公設管
  • どこまでが私設管
  • 隣地の越境等の有無

 

現地確認で軽く意識してほしいこと

 

今日散歩していたら、このような物を見つけました。

イチョウのマークで道界と書かれているプレート、

こちらはとある都内23区の道路の

道端にありました。

結論からいうとこのプレートの場所に引き込む際には測量屋さんにそれなりの

費用が発生しますので注意が必要です。

なんでなんでしょうか?

別に綺麗ではありますが、こちらは水道というインフラを引き込む工事に伴う

掘削なので、別にいいではないか、置いた人間が元に戻せばいいではないか。

という話になるかもしませんが、こちらのプレート、官民境界の道路境界となり、

こちらを飛ばす(破損)させると、刑法に問われることもあるそうです。

と、聞いております。

おおこわ、

で、なんですが、これ、官民さんということなので、

東京ですと23区の特別区、東京都、日本国、

の所轄官庁とな理、道路にあるので、道路関連の部署との調整が必要となります。

いきなり測量屋さんにお願いする方法もありますが、道路の部署とのやりとり、書類の提出等も含

めて通常は依頼することとなります。

特別区ですと区役所の道路課、

東京都の道路ですと都道の建設局の当該地域の事務所、

国道ですと、当該地域の国道事務所などになります。

道路管理者という言葉で説明されています。

でもなんで、刑法なんでしょうかね。

土地家屋調査士さんとか測量士さんがお詳しいかと思いますが、

給水装置を扱う端くれとしては、

あ、やべえ、高くつく、しかも、関連の事務所との連絡調整や書類提出増えるわ、

という気分です。

間違っても、ああ綺麗なプレートだ、東京都のマークだね、楽しいね。

という気分にはなりません。

あ、あははは、あれ、なんかある、あはあはははは。

という気分です。

うまく位置を良ければいいケースもあることもあるのですが、

勝手にやるのはNGで、

事前に相談してからの話です。

プレート金属標ならばまだしも、杭ですと、結構測量を入れても

結局は掘削業者さんの腕次第という部分もあります。

あれ、杭ですと30センチあるものや15センチくらいのもあるのですが、

あーずれていたから測量の人に直してもらえばいいや。

というわけにも行かないんですね、周りを見ていただいてわかる通り、

アスファルトでバキバキに打たれてしまいますから。

おまけに、道路管理者さんによっては、この杭の30センチ先から地上に向かって放射状に

何十度の範囲の掘削を行う際は、杭の位置が変わることが予測されるので、

どうたらこうたら。

などと言われてしまいます。

官民の秒はまだ、うるさいな、めんどくさいな。

まあ、やることきちんとやるから勘弁してくださいね。

あとは費用きちんと出るかな。

という阻害要因で住むのですが、

厄介なのが、民民の鋲などです。

これらは、狭い2項道路、うねうねしていて、4mないけど建築基準法上の道路接道扱いだから建物建てていいよーという公道、そこに

まだ、民地の鋲があったりします。

あ、ここ、まだうちの土地だからね、

というケース。

見た目は建築の鋲と同じ物なんですが、

こういった秒は特にきちんと測量を入れてやらないとあとで

揉めるケースもあるようですから、

とくに注意が必要と思われます。

位置ですが、

水道の引き込み位置で

これらの境界に絡むのは、

隅切り近くや民民の境界周り、

などが多いです。

まあ、水道の引き込み位置は大体の

場合こういった端っこに

やられることが多いので、

必然的にこういった問題も

セットになってやってくると

考えてください。

あとは全くの更地で、

既存の給水管がない場合は

それほど位置については

宅内の配管ルートなどとの

問題もあるのですが、

境界の杭やプレートなどの

問題もありますが、

他のインフラ、下水道、ガス、地中の場合の電力、

通信などとの位置をまとめて

置くと道路の掘削範囲は

小さくなるでしょう。

ただし、トレードオフなのですが、

位置をまとめると、

掘削範囲は狭くなり、

予算の圧縮に貢献するのですが、

その分各業者の施工性は下がり、

工賃が上がるケースもありますので、

一概にこうとは言い切れない

のが現状です。

話は戻りますが、

全くの更地でなく、

既存の給水管がある場合は、

新規の菅を太くする場合などでは

既存の細い給水管は撤去するように水道局、

水道事業者から施工指示があるケースがほとんどですので、

引き込みの位置は既存の

給水管の位置と同じにすると、

良いでしょう。

ただし新規の建物の計画配管ルート、

水道メーターの設置位置等の兼ね合いで難しい場合は、

そこまでの給水管の材質の強度を

上げるなどの工夫をして、

事前に水道局、

当該の水道事業者の窓口にて

相談を行うのが通例と

なります。

道路上の掘削の面積だけに囚われず、

最終的に引き渡し後の給水管の維持管理、

断水、漏水時の施工性など、

教科書通りの表現になりますが、

給水システム全体を考えての計画が必要となります。

 

イニシャル(はじめのはらうおかね)も

ランニング(まいつきはらうおかね)も合うのか、

それ以上に水道の使用者に

見合うものなのか

という視点も持てれば良いかと思います。

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