連結送水管の送水圧力はいくつだっけ?
系統図も書けんし
試験の問題の傾向とかも知らないし
あたまこんがらがるー!
という方向けへの記事となります。
はじめに結論
送水圧力の1.5倍+0.17-0.7MPa
この記事では
本記事の内容
- 連結送水管と放水試験
- 高層ビルの連結送水管の圧力を妄想
- 送水試験とピトー管とか使えるとき使えない時などもろもろ試験対象内容
連結送水管と放水試験
消防士試験協会呼んで屋上で放水試験することがあります。
検査前に消防署に提出として
竣工時工事終了後4日以内に関係者行うよう決められています
届は消防設備士で10日前まですが、完了時の消防署への提出は関係者でOKです
試験圧力は放水圧力の1・5倍なんだよ
すけ6(ろく)とか
スケジュール管という
JISG3454 圧力配管用炭素鋼鋼管
- STPGともいう
- JIS3454
- 圧力配管用炭素鋼鋼管
- 高い圧力に耐えられる鋼管を使うんだよ
- 消防署も来て検査するんだよ
ということです。
火事のとき連結送水管がちゃんと動くことをみんなで確認するんですね
例)Sch40(すけよん などとよぶ)管の厚みの厚い管
高層ビルの連結送水管の圧力を妄想
なんかでかいビルがありまして26階ざっくり階高3mとして
階高×回数=おおよその建物の高さとして
3×26=78m
80m位ですかね
まじででけえ!
このクラスになると途中でポンプによる圧送が必要となるでしょう
階高80mだと
1.6MPaだとどのくらい上っていくのかね
器具や延長の圧損無視して高さだけだと
0.2MPaで約20mだから80mだと
80わる20で4倍必要だね
0.2×4だから0.8でいんじゃなーい?
でも水が上がるだけじゃなくて
あれあれ、水が消せないといけないから
しかも10階以上は湿式だからそれはあれだけど
0.8+(0.17-0.7MPa)でこれだけの階高だから
0.7でみて0.8+0.7で1.6MPa
という計算でいいんですかね?
フロアーはそんなに広くないわけでもないけどそこまで
曲がりはないと想定して、あとは延長の損失水頭でしょうか
多段とかあるのかな?
計算に自信ないんですがははは、系統図書けるようにならないと
色々送水口と採水口がありまして
連結送水管を見てみました。
送水試験とピトー管とか使えるとき使えない時などもろもろ試験対象内容
なんでつかえない?
あとは試験では
そもそも連結送水管は
双口型という二口の送水口を用意するようです(シャムとかいうタイ語?)
※ポンプ車が稼働できない瞬断時にもう一台のポンプ車にエイヤとまるなげするらしい(ほんと?)
定期的な試験を行う必要がありますが
1回目は結構間があき→設置より10年目=1回目
2回目以降は短くなり→10年目から3年毎
数年おきだそうです
- 竣工時は「耐圧放水試験」
- 10年目の耐圧試験は「耐圧性能点検」
- それ以降は3年に1回耐圧性能試験を行います
確かですが、バチバチに漏れなし!でOKでなく機能を有すればOKだそうです。
湿式ならそれ以前に判明しそうですが
圧力試験では
甲1類でもでる
ピトー管で行うようです
なんか設備屋が赤い試験協会の車を呼びます
ピトー管がないときは管路媒介金具というのをホースに繋ぎ
棒状放水状態で測定するようです
ピトー管の位置ですが1/2D(ホースの口径の0.5倍の位置で測定を行います)
放水流とピトー管の先端の中心線の位置をあわせる必要があります
- 放水圧力は0.17-0.7MPaです
- 130L/minが規定の放水量となります
ノズルとホース結合金具の間に圧力径をつけた管路媒介金具を結合して
放水し、放水時の圧力計の指示値を読む、棒状噴霧共用タイプの登の場合は
棒状状態で測定すること。
計算式
Q=KD^2√10P
- Q:放水量L/min
- D:ノズル径 mm
- P:放水圧力MPa
- K:定数(1号消火栓0.653)
ちなみに
^は二乗を表す(半角で「へ」を押すとでますよー)
√はルートを表す
Q=KD^2√10P=0.653*12*12√10*4=188L/min
↑これはアマゾンキンドル版もあるので見れるので本の持ち歩きから解放されるのはひいき目に言ってありがたすぎ
KINDLEうんちく
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