落差のある土地で、
低いところを埋め立ての盛り土で
建物建てるんだけど、宅内の排水は
浸透させていいんだけっけ?
という方向けへの記事となります。
はじめに結論
- 盛土の雨水対策で浸透施設はNG
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本記事の内容
- 盛土の雨水対策浸透施設はNG
- 宅建ではなにがどう出ているか
- 編集後記掛け算知識は人に役立つのか?
盛土の雨水対策浸透施設はNG
理由は大雨やゲリラ豪雨のときに、
盛り土部分に雨がたまり崩れる恐れがあるから。
具体的には
わざわざ盛り土して建物たてるときは
建築さんが土地が崩れないように。
地盤改良というか固める液体などを
注入します。
なのに、わざわざ雨を浸みさせる
浸透施設、排水設備を設置することにより
リスクを上げる必要はないわけです。
という話ですが、
なので通常の雨水枡を設け、坂の上の本管へ
宅内も道路も合流だったので、トラップを設け
坂の上の合流本管へ固着箇所である公共汚水桝経由で排出しました。
なので少なくとも屋根部分の雨水は坂の上の本管へ流れる
仕組みとなります。
ようは普通に雨ますで受けて坂の上につないだということです。
公共汚水枡は新規で設けました。
盛り土の安定に影響するので速やかに排水したということです
わざわざ浸透施設を設けて排水不良のリスクを高めることはしませんでした。
ただし山林で盛り土部分の雨水の処理では
山の上で下水道管理者の本管がない場合が多いでしょうし、
家の屋根で雨を受けれないから
なかなか山の盛り土の雨水処理は逆にコスト高で厳しいでしょうが
コンクリートで固めて排水溝を設けるという方法もあるようです。
コストはそれなりでしょうが、安全性、効果などは不明です。
含水の排水処理で一定間隔でのり面にパイプなどはよく見かけますが
そういう排水機能の延長上にあるのでしょう。
植栽などを設ける方法もあるようです。
宅建ではなにがどう出ているか
宅建士の試験
などではどうでているのでしょうか?記憶では盛り土切土は注意してな!くらいの
記憶でしたが、
宅地としての適格か否か
丘陵、台地は水はけがよいが注意すべき場所
- 縁辺部
- 切土、盛り土
- 土留めや排水工事の十分ではない盛り土
と出てますね。
思い切りでてます。排水工事と土留めが盛り土では必要とのことです。
- 丘陵地や台地では傾斜角25度以上の急斜面は崩壊の危険がある
- 地図の等高線の密度が高いと急斜面となる
- 台地や丘陵地の縁辺部(えんぺんぶ)(端っこ)の崖はがけ崩れのリスクが高い
盛り土する場所なので25度以上だったことは用意に想像できます。
その端の部分はとくに注意を要するということです。
編集後記掛け算知識は人に役立つのか?
編集後記掛け算知識は人に役立つのか?
なんかしらないが、先輩にやたら関心されたはなし
盛り土の土地の排水設備の
設計業務というか書類書きの仕事があった。
いわゆる多摩県エリアのしごとで
浸透大好きゾーンの下水道管理者が多いエリアだったが、
下水の担当はまともな人だったのでよかった。
教科書通り人様だったら、今ごろ市と住民は詰んでたかもしれない
というか市とうちはそうとう詰められたかもしれないという話
たまたま宅建2回落ちていたので
「盛り土はくずれるとやべーからちゃんとやりな!」
的な雑な知識はあったので、
当時の下水の担当者に「浸透はいらないよね」という話をしたとい
うだけだけのはなし。
まあ、まともな下水道管理者ならその辺わきまえていて
要領にものり面〇〇度以上で〇m以内は設置しないでね
というルールがあるのがほとんどだから
大丈夫なんですが、
数年後静岡での違法盛り土の土砂崩れのニュースを見て
こっわ。となった。
別にこちらもこういう仕事に就くつもりもなかったし、
金持ち父さんみて
おいらも不動産でメイクマネー!
じゃあちょっと宅建くらいとっとく?
と軽い気持ちで学んでいた内容が(←軽い気持ちなので2回撃沈w)
なぜか水道屋さんでのお厳しい先輩に関心される結果となったという話
カツカレー市の食堂でいただいたから、
ありがたくごちそうになりました。
ありがとうございました。
今では不動産屋でのコネタトークの1つである2回落ちたシリーズ
(消防設備士に次いで)なので、
くらいの(泣きの)余裕を持ちましょう!
というはなしです。
資格は所轄の官庁?が別々だったりするのですが、
かぶるとこは大事だし、まぜるとこういうたまにいい結果になる。
というか知識が生きるんで楽しいかも?ですよ?
土木視点ではないのですが、排水設備、×不動産視点での
まとめとなりました。
関連記事もありますのでよろしければどうぞ