1級2級管工事のコツ

二受T字管と割T字管の分岐と使われ方について3分で理解

なんかワリテとニウケだと

断水だから大がかりだよう?

と言われてもわからない。

という方向けへの記事となります。

はじめに結論:チーズの継ぎ手=二受 チーズ継ぎ手+ボール弁のセット=割Tだから

この記事では

  • 一部の水道事業者の配水管の分岐部分の特徴がわかる
  • 一部の水道事業者の配水管の分岐と撤去に伴う苦労がわかる

 

本記事の内容

  • 配水管の入れ替えでは二受を使用しているから撤去や増径字は大がかりな断水を要します
  • 二受T字管はチーズ
  • 割T字管は不断水分岐用のチーズ(ストラブ)+ボール弁
  • 二受の撤去は配水管断水を要する割T字は配水管断水は不要

 

配水管の入れ替えでは二受を使用しているから撤去や増径字は大がかりな断水を要します

配水管は定期的に入れ替えています。

U→T→K→US→S→NS→GX

もっとあるようです。

呼び名も結構まちまちで

AとかR2とか接続部分や年代によりいろいろあります

水道事業者ローカル呼び名がありそうですね、

https://www.waterpartners.jp/1_engineer/06_supply/raccoon_material_dcip.htm

まあいいのですが、

 

  • 割りT字管:配水管布設後に分岐する場合に不断水で使用するもの(はじめから枝がわかっていいない)
  • ニ受T字管:通常の配水管布設時に使用するもの(はじめから枝がわかっている)

となります。

表にすると

使用時 不断水 TSでいうと
二受T字管 配水管布設時 × チーズ
割T字管 配水管布設後分岐 チーズ+ボール弁+ストラブ継ぎ手

つまり不断水での施工は二うけ

二受T字管はチーズ

ニウケなどとわかりにくい表現ですがその世界

鋳鉄管の専門集団の人々では普通に使われる通称となります。

チーズでいいじゃんか!

という意見もありますが、

鋳鉄管は基本的に

受け口、差し口の工法が(近年厳密にはいろいろ変化はあれど)通例だからです

なので2つ受け口あって、1つ差し口あるねー

だからニ受(にうけ)となります。

枝なので、同径のものもあれば枝側が小さい径の場合もあります

大体1サイズか2サイズダウンです

例)300メイン枝200,150など

ダクタイル鋳鉄管 gx 便覧

ひまなときにびんらんをみておくといいでしょう。

 

割T字管は不断水分岐用のチーズ(ストラブ)+ボール弁

配水管からの分岐にはステンレス鋼管や塩ビ管やポリ管用などに不断水のサドル付き分水栓

などを使用しますが、

大口径=鋳鉄管などの場合は

割りT字管という管を使用し、不断水で施工が可能となります。

二受の撤去は配水管断水を要する割T字は配水管断水は不要

枝側での凍結工でいければOKの場合もあります

実際問題路線全体の断水の場合

沢山の所帯への影響が出るので

都市部で行う場合調整が泣きそうなくらい大変になりますが、

ニウケノエダガワデトウケツスレバイイデナイ?

ということもありましたので、以下やりとり

なんか調べたからメモ
鋳鉄管の宅内のバルブ移設
まあバルブといってもフランジの鋳鉄のソフトシール弁
あれ多分内ネジ式だとおもうんだけど。

業者さんに聞いたら。宅内移設の依頼。

75A鋳鉄だけど凍結でできますとのこと。

頼もしい。

配水管からの分岐は

エリアによるが75A以上は鋳鉄縛りプレイの

とこもある。

そうなると

割T字管で不断水で分岐のイメージ。

たいせ○やコス○だの部材と

施工セットで依頼できる。

聞いたら施工はウチでできますとのこと。

マジ頼もしい。

相談うけたとこは

割T字管でなく、ニ受t字管という

いわゆるtsでいうとこのチーズで

受けさしの接合ではこう呼ぶらしい。

聞けばその管路に断水が生じるので

基本は水道事業者施工になるとのこと。

給水管の後付けの取り出しなら割T字管だが、

路線のnsやいまのgxの入れ替えの際は

給水管毎に割Tを使うことは

ないそうだソリャ部材高いし

入れ替え時はバイパス仮配管で生かしてるから

いらんだろうしそうなるわな。

ということもありました。

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