街中でスプリンクラーヘッドを見るが、
大体がフラッシュ型となる。
たまにフレーム型、マルチ型を見るが、
大体は古い建物のケースか多い。
やっぱりこの距離の基準あったけどなんだっけ?

という方向けの記事となります。
この記事では
- スプリンクラーヘッドの離隔がわかる
- 垂直の保有空間がわかる
水平距離の記事はこちら

はじめに結論
基準と距離を覚えるしかない!(今回は主に断面=保有空間の話!)
平面的な離隔の距離の記事はこちら
リンク
エアコン天井壁散水障害対策として
- 通常ヘッド下端から450mm
- ヘッド芯から左右300mmは離隔を儲けている
- 燃えやすいもの易燃性の場合450mmが900mmになる
本記事の内容
- スプリンクラーヘッドの離隔距離は種類による
- 壁、天井からの離隔は30センチ
スプリンクラーヘッドの離隔距離(断面,保有空間)は種類による
問題: 通常ヘッド下端から〇mm
答え: 450
問題: ヘッド芯から左右〇mmは離隔を儲けている
答え: 300

スプリンクラーの保有空間(断面)、離隔距離(平面)
フラッシュ型の1型
フラッシュ型の2型
かと問われても
よくわからないというレベルですし、
ましてや
小型区間型
では?
壁,天井からの離隔は30センチ
あんまり低いと誤作動おこすし、壁に近いとそもそも初期消火の
カバーする範囲としてNGでしょというところでしょうか。
下方向への離隔(保有空間)は0.45m
- 易燃性の可燃物がなし0.45m
- 易燃性の可燃物があり0.9m
となります。この易燃性いねんせいとよぶらしい、の部分はほとんどの
テキストで見かけなかったです試験でも私の知る限りでは
出てなかったので覚えなくてもいいのかな

引用URL
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/assets/080611yo115.pdf
引用ここから
小区画型ヘッドのデフレクター下方 0.45 メートル以内で、かつ、水平方向 0.3 メートル以内には、何も設けられ、又は置かれてい
ないこととされているが、放水した水が宿泊室等の周囲の壁面等の床面から天井面下 0.5 メートルまでの範囲を有効に濡らすことが必
要であることから、当該ヘッドのデフレクターから下方 0.45 メートル以内で、かつ、水平方向の壁面までの間の範囲には、何も設けられ
又は置かれていないこと。
引用ここまで
スプリンクラーヘッドのマーク
なんか下向き▽は違う気がした

塗りつぶし
- 塗りつぶしなし→乾式
- 塗りつぶしあり→湿式
横棒
- 横棒あり→閉鎖型
- 横棒なし→開放型
そのほかのパターン
- 梁が0.4m以上(0.4mも含む)出ていてAND
- 梁梁芯々で1.8m超え(1.8MOK)あったらつける
それとは別で
- ダクトが1.2m超え(1.2mはOK)あったりしたら
その下につける
- 以上→その値も含む
- 越え→その値は含まない
- 以下→その値も含む
- 未満→その値は含まない
スプリンクラーヘッドの離隔距離と種類の基準まとめ
- スプリンクラーヘッドには主に「標準型」「小型区画型」「フラッシュ型1・2型」などがあるよ。
- 離隔距離は設置環境や建物の用途により異なり、覚えておくのが重要なの。
- 通常、スプリンクラーヘッド下端から下方向は0.45m以内に物を置かない。
- 壁や天井からの離隔は30cm以内が原則で、誤作動防止とカバー範囲確保のため。
- 易燃性の可燃物がある場合は下方向の離隔が0.9mに拡大されるよ。
- 標準型ヘッドの水平距離は地下街・厨房で1.7m以下、その他で2.1m以下。
- 耐火建築物は水平距離2.3m以下、それ以外は2.1m以下とされてるよ。
- スプリンクラーヘッドのマークでは、塗りつぶし有→湿式、横棒有→閉鎖型と見分けるの。
- 梁やダクトの条件によっても設置要否が決まるから、寸法ルールも要チェック。
- 小型区画型は宿泊室向けで2.6m間隔、他と並列で考えず「種別」で区別することが大切!
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