排水管の引き直し費用がわかんないんだけど
困ったなあ
という方向けへの記事となります。
はじめに結論:排水管の引き直し費用は宅内外回りか屋内か道路かで変わります
見積もりは無いですが既存建物の
草むらからますをさがしてサイズ
とか大きさや流れる方向を確認したりは
します。まあお察しシチュエーションなんで以下略
この記事では
- 排水設備責任技術者のざっくり費用が効ける
- 道路、宅内、屋内の排水の管の違いが知れる
本記事の内容
- まずはどれか勾配が取れるか?
- 配管スペースがあるか?
- 道路、宅内なら掘る場所
- 屋内なら壊して戻す場所道路なら埋めて舗装までする場所
まずはどれか?勾配が取れるか?
金額は規模と条件によりますが
比較的
屋内<宅内<道路
です。
勾配の記事はこちらです。
本管と公共汚水桝の深さは固定です宅内の場合そのことを考えます
条件と規模にもよりますが、
- どこを(どんなとこを)
- なんメートルm
- なんの配管で
- なにを壊して(もしくは掘って)
- なにを戻す(埋め戻す)
というのが最低ラインです。
大まかに言うと
- 宅内(家の外回り)
- 屋内(家の中)
- 道路(下水道本管、取り付け管、公共汚水枡)
の3か所のどの仕事なのか?
- 新規か?
- 既存配管のやりなおしか?
- また勾配は取れるのか?
- 材料は既存なら古くなりすぎていないか?
- 流れが仮に悪い問題解決の場合その方法でいいのか?
なども並行して検討しています。
道路
- 道路には下水道本管があります
- 宅内に向かって取り付け管という管があります
- 公共汚水桝という下水道の管理者のます(ためてながすところ)があります
公共汚水桝ってなに?
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道路工事なので基本割高です
新規の場合に公費になる場合もありますが、
深さの問題が発生すると
大きく金額が変動するので注意が必要でしょう
宅内(家の外回り)
こちらは
通常VUという塩ビ管の薄い管を使います
一軒家ですとφ100(直径100mm)
です、
既存の改修で
土間をはつる(壊す)
モルタルで戻す
などの工事が発生すると割高です
タイルの場合戻しは別業者が入るので
割高です
安価にすませるために土のルート(ライン)に
変えるとしても、
前述の公共汚水桝の深さと位置は固定ですのでなかなかシビアな工事になりがちです
ますがコンクリートの古いますなどですと(かいりょう枡などという)
- 根が生えて使用できない
- ふたごとすぐに壊れる劣化状態
ということもあります。
- 雨水
- 汚水
新規だとこの分流合流により
材料も2倍となります、
(2本通す必要があるため)
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配管スペースがあるか?
これは
- 宅内
- 屋内
で特に屋内の場合もそうですし、
- 道路
の場合もそうですが、既存の変更は
勾配の兼ね合いで変更するのは
予算だけでなく、
配管のスペースの問題もあります。
設備屋さんは
屋内でも床下の配管のルートが取れないと配管そのものができないので
また宅内ですと植栽の根を切ったり(枯れるリスクもある)
道路ですと水道やガスなどの管で勾配が取れない場合もあります
やらないと分からない
というのはヤブカラボウニ無計画な発言ではなく、
それなりに問題が発生しやすいという意味で真面目に答えているという点をご留意ください。
道路、宅内なら掘る場所
これも前述しましたが、
タイル張りの宅内や
ブロックお宅内
壁や床を壊して
戻すには大工さんなどの施工が入ります。
また、道路ですと、車道や大きい道路ですと
施工に伴い舗装の費用かかるような大工事にもなります。
また、万が一本管を入れ替える(勾配変更)は数千万円というケースが
あるくらいです。
- 数万円から数千万円
ブレすぎだろ!とお𠮟りを受けそうですが
実際問題勾配がないと流れないから仕方ないです。
どこかを我慢してもらうことも多いのも現実です。
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給水ですが、だいたい考え方は同じです。
排水のほうが給水より勾配の問題があるので大変です。
管の面積も4倍は違いますから