給水装置給水装置で消防用水の水槽などを繋ぐ場合のなぜなに
水道屋だけどなんか意味わからないでかい現場の役所向けの謎図面で
消防の受水槽に２ヶ所も３ヶ所も繋ぐのあれなに！？
という方向けの記事となります
はじめに結論：
- 地下の水をためるため
- 地下の水を吸い上げるため
- 高層階で即時に消化活動を開始するため
当方雇われとしてかかされることが多いのですが、
最近は上司の勧めで消防設備士甲類１を6回ほど落ちることと、
テキスト問題集今年度の工藤本以外フルコンプに成功！？し
おかげさまで得ることができた
大きい現場で消化水槽がなぜ必要かについて
ある程度は、消防視点での解像度と気づきについて
お話しできればと思います
権威性に問題があると判断される方は防災屋さんに聞いて下さい
本記事では
- 消防設備と給水装置の接続箇所の理由について理解が深まる
- 消防の受水槽の種類と用途について知ることができる
この記事では
- 消火水槽の役割なぜ直結ではない
- 低層階でなぜ2個いる？呼水槽と水源の話
- 高層階というか屋上になぜ消防のタンクがいる？
消火水槽の役割なぜ直結ではない
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直接繋ぐだけではだめなのですか？
直結も一応はありますが、もともとは直結ではなしでタンクに貯める方式が主流
です
理由は滞留水です（停滞水ともいう）
死に水とか言います
それが不衛生だからです
細かく言うと
当たり前ですが、しょっちゅう建物で火事があるわけではないので
とはいえ貯めておく必要があるので、タンクに貯めます
給水装置といういわゆる水道局の飲める水というのは
飲む専用の受水槽でも一日で使う水の量の半分を目安にして、
1日に2回転タンクの中でできるように
しましょうね
というルールがあります
給水装置の試験では４割から６割
そのくらい貯めておいて使うことには衛生上の問題が発生すると
考えいています。
とはいえ実際は残留塩素の濃度の基準ですから、数日とかは大丈夫とされています
こういった理由で消防用のタンクは直結ではない場合が多いです
福祉施設などの水道直結型スプリンクラー設備は除きます
低層階でなぜ2個いる？呼水槽と水源の話
理由
- 水源用
- 水源がポンプより低いのでところにある際に必要となる呼水槽（こすいそう）のため
に2個あります
細かく言うとポンプ稼動用は
に吸水菅150A以下はの50l
それ以上は100lとなり
そんなに大きくなく、
大体がポンプと一体化されて販売されています。
水源は、それが屋内消火栓用なのか、
スプリンクラー用なのか、またその種類と
同時に使用する個数などにより変わります。
高層階というか屋上になぜ消防のタンクがいる？
屋上のケースですが
大体２パターンです
- 連結送水管が湿式という水を管に入れっぱなしにしなさいという設置条件のとき
- スプリンクラーで逆U型というか屋上から送水する場合
- 屋内消火栓で連結送水管同様管を湿式で常時満水状態でいる場合
連結送水管が湿式の場合
１０階以上の場合が多いのですが、建物が密集している
エリアだと消防署の判断で連結送水管は９階建でも
湿式を求められることもあるようです
正直満点返答ではないのですが
６０点返答は可能かと思います。
〇ｔ（立米）/20ｍiｎ/15こ_1000立米→Ｌ 60_
_〇ｔ（立米）/20ｍiｎ/10こ_1000立米→Ｌ 60
60_20_10 12立米
60_20_15 18立米
Google lmラクチンにまとめられます。
給排水と消防設備の基礎知識に関するスタディガイド
クイズ
消防用水の水槽を給水装置に接続する場合、なぜ直結方式が主流ではないのですか？（2-3文）
飲用受水槽において、衛生上の観点から1日にどれくらいの水の量を貯めておくのが目安とされていますか？（2-3文）
低層階の消防設備において、水槽が2個必要になる主な理由は何ですか？（2-3文）
高層階の建物の屋上に消防用タンクが設置されるケースを2つ挙げてください。（2-3文）
連結送水管が「湿式」の場合、管はどのような状態に保たれていますか？（2-3文）
連結送水管が湿式とされる設置条件の一つに、建物の高さが挙げられますが、一般的に何階以上の建物に適用されることが多いですか？（2-3文）
飲用水の受水槽において、衛生上の問題が発生すると考えられる貯留期間はどれくらいを目安としていますか？（2-3文）
本文中で触れられている、水道直結型スプリンクラー設備が適用される可能性のある施設の種類は何ですか？（2-3文）
連結送水管が湿式の場合の容量計算について、本文中で示されている例の計算式とその結果を一つ挙げてください。（2-3文）
消防設備士甲類１の資格取得に関して、本文の筆者はどのような経験をしたと述べられていますか？（2-3文）
クイズ解答キー
直結方式では、火災が頻繁に起こらないため、管内に水が滞留し「死に水」となり不衛生になる可能性があるためです。
飲用受水槽では、衛生上の観点から、1日に使う水の量の半分を目安とし、タンク内で1日に2回転できる容量を貯めておくのが望ましいとされています。
低層階で水槽が2個必要な理由として、水源用と呼水槽の役割が考えられます。
屋上に消防用タンクが設置されるケースとして、連結送水管が湿式の場合と、スプリンクラーで逆U型送水する場合が挙げられます。
連結送水管が湿式の場合、管内には常に水が入っており、満水状態に保たれています。
連結送水管が湿式とされる設置条件として、一般的に10階以上の建物に適用されることが多いです。
飲用水の受水槽で、一日の使用量の4割から6割を貯留し続けると、衛生上の問題が発生すると考えられています。
本文中では、福祉施設などの水道直結型スプリンクラー設備が例として挙げられています。
例として、60t（立米）/20min/10個_1000立米→L 60 の計算式があり、結果は12立米と示されています。
筆者は、消防設備士甲類１の資格取得に6回ほど落ちた経験があると述べています。
エッセイ形式質問
消防用水の水槽が給水装置と直結ではない理由として挙げられている「滞留水」による衛生上の問題について、飲用水の受水槽における衛生管理と比較して詳細に説明しなさい。
低層階における消防用水槽の2個設置について、それぞれの水槽の役割と必要性を、具体的な消防活動を想定して論じなさい。
高層階の建物において、屋上への消防用タンク設置が必要となる湿式連結送水管方式について、その仕組みと、なぜ高層階で湿式が求められることが多いのかを考察しなさい。
スプリンクラー設備において、水道直結方式とタンク貯留方式のそれぞれのメリット・デメリットを、衛生面と設備構成の観点から比較検討しなさい。
本文中で触れられている消防設備士甲類１の資格が、大規模建築物の給水装置と消防設備の接続における理解にどのように役立つのか、筆者の経験も踏まえて論じなさい。
主要用語集
給水装置 (Kyusui Sochi): いわゆる水道局の飲める水を利用するための設備全般を指します。
消防水槽 (Shobo Suiso): 消火活動に必要な水を貯めておくための水槽です。
直結 (Chokketu): 水道本管から設備へ直接水を供給する方式です。
滞留水 (Tairyusui): 設備や管内に長時間滞留している水のこと。「死に水」とも呼ばれます。
受水槽 (Jusuiso): 建物に供給される水を一時的に貯めておく水槽。飲用と消防用があります。
呼水槽 (Yobimizu So): ポンプなどの運転を開始する前に、ポンプや吸込管を満水にしておくための水槽。
水源 (Suigen): 消火活動に用いられる水の供給源。水槽などがこれにあたります。
連結送水管 (Renketsu Sosuikan): 消防隊が消火活動を行う際に、建物の内部に設置された配管を通して水を送るための設備。
湿式 (Shisshiki): 連結送水管などの配管内に常に水が満たされている状態の方式です。
乾式 (Kanshiki): 連結送水管などの配管内に通常は水が入っておらず、使用時に送水する方式です。
スプリンクラー (Sprinkler): 火災発生時に自動的に散水して消火を行う設備。
流水検知装置 (Ryusui Kenchi Sochi): スプリンクラー設備などで水の流れを検知し、警報を発信する装置。
排水人口 (Haisui Jinko): 建築物の用途や規模から算出される、排水設備の設計に用いる仮想的な人数。
管工事 (Kankoji): 給排水設備、空調設備、ガス設備などの配管工事全般を指します。
給水装置工事主任技術者 (Kyusui Sochi Koji Shunin Gijutsusha): 給水装置工事の技術上の管理を行う国家資格者。
監理技術者 (Kanri Gijutsusha): 建設工事において、施工計画の作成や工程管理、品質管理などを行う技術者。
PFAS (Per- and polyfluoroalkyl substances): 有機フッ素化合物の総称。環境汚染や健康への影響が懸念されています。
トラップ桝 (Torappu Masu): 排水管の途中に設けられる桝で、臭気や害虫の侵入を防ぐためのトラップ構造を持っています。
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