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勉強方法

流水検知装置乾式と湿式簡単理解→弁二次側液体湿式気体乾式

 

スプリンクラー設備のパーツの一種

仕組みというのはわかるが、

なんで?どういうとき?

というのがわからない。

予作動式と閉鎖型乾式で使うとかこんがらがって

全体的にイマイチよくわかんないんですが?

 

という方向けの記事となります。

はじめに結論

弁の下流側が液体が湿式気体(圧縮空気)が乾式予作動式は乾式の圧縮空気なし版で感知器で作動

この記事では

  • 流水検知装置の使い分けとその理由がわかる
  • 流水検知装置からスプリンクラー設備の種類の把握ができます
  • 乾式湿式予作動式と一斉開放弁がリンクするとどうなるかがわかります
  • 流水検知装置の種類と記号が知れます
  • なんで湿式の流水検知装置が多いかも知れます

この記事の内容

  • 乾式と湿式はどう使い分けている
  • でも実際試験とかでは湿式ばかりでるのはなぜ?
  • 乾式湿式予作動式のマーク(図)
  • 流水検知装置はなんで必要か?

乾式と湿式はどう使い分けている

結論

乾式は凍結防止寒冷地向け、水損を防ぐ予作動式に使う

具体的には

湿式でも流水検知装置はつかいますが一旦置いておきます

水損対策予作動式

サクサク反応してコンピュータまみれの

場所や高級品のある場所に水かけられたら

困るから

時間差や、2つの基準(ヘッド+検知装置)で

作動させる

 

寒冷地で作動不良を防ぐ乾式

 

寒いとこで家事になって

水凍っているんでスプリンクラーうごきません。

というのは困りますよね

なので検知装置以降の配管に水などの液体を通して置かない

方式選定を行います。

その際

乾式の流水検知装置」をつかいます

 

湿式の流水検知装置」の時もありますその場合は間に「一斉開放弁」がありその先で

乾式の配管になっています。

もんきりで覚えると転びやすいところです。

 

でも実際試験とかでは湿式ばかりでるのはなぜ?

 

まあ、

乾式と予作動式は気体で圧力空気が入っているケースと

 

開放型ヘッドで大気圧のときがあるのは

わかりました。

ぶっちゃけ試験ではほぼほぼ湿式しか出ないからそういゆのあるよレベルが「乾式」「予作動式」

なんでかって?流水検知装置の下流側の一斉開放弁で乾式の配管とヘッドにすることができるから

流水検知装置→スプリンクラーヘッド

なら

予作動式

乾式

湿式

で選択するといいのかもですが

流水検知装置→一斉開放弁→スプリンクラーヘッド

の場合は

別に流水検知装置→一斉開放弁間が湿式でも

乾式予作動式のスプリンクラー設備としては

一斉開放弁以下で仕組みを作っておけばいいので

湿式でいいのでは?

となるのでは?という感じです。

 

湿式は液体水などが入っているのは

わかりました。

乾式はコンプレッサーで

気体が有圧で入っているのと開放型で大気圧があるもわかりました

乾式と予作動式も湿式もあるのがわかりましま

でもその使いわけは何?

というぶぶんがわかりません。

となりますよね?

なので

乾式と予作動式から考えてみました。

予作動式と乾式の流水検知装置の違いは

二次側下流側の配管が圧縮空気なら予作動式と乾式をかわけなくても同じ流水検知装置でいいんじゃないの?

という疑問が出てきます、

流水検知装置はなんで必要か?

検知した流水や圧力変動を圧力スイッチ経由で受信部へ音響警報と、火災表示の発信を行うため

具体的には
タイプによるが

自動警報型は流水検知口経由で

リダーディングチャンバーに水が流入すると圧力スイッチがはいり信号を受信部に出して警報ベルがなります。

他にパドル型や流水作動弁

じゃあ

予作動式向けの流水検知装置と

乾式の流水検知装置の違いは

なに?

となりますよね?

図などを見ると

違いがわかります。

前述の通り

予作動式と乾式の

流水検知装置には

いずれも

・二次側圧縮空気

・コンプレッサーの接続

・一次側の制御弁

・時間差作動の仕組みの
圧力スイッチps

は予作動式にも乾式にもあります

しかし

予作動式には乾式につかないものがあります

それは

予作動弁制御盤です

なにそれ?

となりますが、

予作動弁制御盤は感知器の作動を検知する

乾式はコンプレッサーが付いている閉鎖型ヘッド

いずれもヘッドは

閉鎖式のヘッドを使います

予作動式は開放式のヘッドを使う場合もあります。

なぜなら、乾式でも圧縮空気

が入っているから

具体的には

コンプレッサーが付いていて

有圧な状態です。

自動警報装置=流水検知装置?→A;×

自動警報装置と流水検知装置はおなじではないです

何故なら

自動警報装置は仕組み全体の名称で

流水検知装置はそのシステムの一部だからです

具体的には

自動警報装置には

発信部と受信部があるからです

発信部

・流水検知装置(予作動式、乾式、湿式)

・圧力検知装置

受信部

・表示装置(表示盤、自動火災警報装置の受信機)

・警報装置(ベルサイレンゴング)

となります。

√よくある質問

マークはどんな記号?乾式と湿式で違う?

乾式と湿式特徴と役割の違いは?

自動警報弁と流水検知装置は別物?

別ものです

乾式流水検知装置は乾式弁ともいいます

湿式流水検知装置は湿式弁ともいいます

乾式は圧力空気湿式は水やと湿式と予作動式があり警報を鳴らすのが割

乾式はわかったけど湿式は?

結論ですが、

湿式の流水検知装置=湿式閉鎖型ヘッド→×

となります。

え?となりますが

流水検知装置とヘッドのあいだに

一斉開放弁

という弁がでてきます、

一斉開放弁⇔流水検知装置(湿式

)

ですが

一斉開放弁⇔スプリンクラーヘッド(閉鎖型湿式)

一斉開放弁⇔スプリンクラーヘッド(開放型

=大気圧)

どちらも使えるからです。

という弁が出てくるからです。

なんで?となりますが、

閉鎖型の流水検知装置の種類

自動警報弁型

流水作動型

パドル型

乾式湿式予作動式のマーク(図)

 

湿式流水検知装置

乾式流水検知装置

 

予作動式流水検知装置

 

流水検知装置はなんで必要か?

警報装置を鳴らすため

具体的には

逆止弁構造の流水検知装置で

ヘッドの動作を検知し

流水検知装置→リターディングチャンバ→圧力スイッチ(PS)→表示装置、音響警報装置

と鳴らすまでがひとくくり

 

これらを

自動警報装置といいます

火災→ヘッドの感熱体が溶ける→水が散水(もしくは圧縮空気が出る)→流水検知装置のディスクが上がる

 

という前工程もありますが

高さは

  • 0.8mから1.5mの高さに付ける

とか

  • 自動警報装置はスプリンクラーヘッドの開放により動作すること

 

ようにとかのルールがあります

また

  • 自動火災報知設備で警報が発せられる場合は音響警報装置を設けないこともできます

 

 

技術基準

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=358M50000008002

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