なんかいろいろカタカナでてきて
わかんないんだけど
という方向けへの記事となります。
はじめに結論
- 異形→直管のときライナを使う(例外あり)
- リンクはGもPも切管(きりかん)からのはなし
- Pは直管→直管
- Gは直管→異形管
GX管の一人勉強会だん
・Pリングは切管→直管
・Gリングは切管→異形管
・ライナは異形管→直管
施工性上がった分覚えることも増える— facilitieees_memo (@setubieee) July 8, 2023
この記事では
- ライナについて理解できます
- PリンクGリンクについて理解できます
- GXになってなにが便利かについてわかります
本記事の内容
- ライナとはなにか
- 抜けにくくするためのアイテム
- 図だとどうなる?
- GXメリットざっくり
ライナとはなにか
主な役割
ライナ:伸縮かとう性はもたない離脱防止継手となる
設置個所
- 異形管→直管受け口
- 直管→直管 AND 一体化範囲内(長いとき)
※異形≒曲がり、継ぎ手系、チーズ等の分岐系、(まっすぐの管以外)
参照URL
https://www.jdpa.gr.jp/qa/basic/search/search_29.html
設置位置パーツ構成施工順序
どうやら直管受け口につける
理由は?→切ってしまったから本来ある引っ掛かり部分の変わりの部品
具体的には
- ライナボード(プラ?)
- ライナ(金属?)
- 図だとどうなる?
の2つのパーツ構成で
ちょんぎった管(ぼうずかん)(きりかん)がささる側(受け側)のこと
ライナボード→ライナ
の順
ライナを設置するパターン
いったいどんなときにライナが必要なのか?
異形挿し口を直管受け口に差す際に必要
直管の受け口に指す
ケースとして
- 異形管→直管
- 割T→直管の直管の受け口側
- 曲げ管22°とか→直管の直管の受け口側
- 直管→直管 原則不要(長さで規定)
ただし例外として「一体化長さの範囲外の場合ライナを使用」
一体化長さ範囲外の場合使用
一体化長さ計算ソフト
一覧表とソフトがある
https://www.jdpa.gr.jp/material/design-support/soft/index.html
抜けにくくするためのアイテム
ライナボードの向きははテーパー(山)があるほうが奥
図だとどうなる?
三角形+四角形で三角形が下流側
ず
ライナを使うと三角形が塗りつぶしになって図示される
□ライナを使用している直管受け口の▲マークが塗りつぶされていること
□ライナを使用している直管受け口の△マークが塗りつぶしないではないこと
あんま自信ないから詳細読んでね
引用ここから
GX形ダクタイル鉄管管路の設計
引用URL https://www.jdpa.gr.jp/download/gx/T57_gx_202102.pdf
GX形異形管の挿し口に接合する直管の受口および一体化長さの範囲内にくる直管の受
口には、必ずライナを使用して離脱防止継手にする必要がある。ライナを使用したGX形直管の
継手は伸縮性、可とう性をもたない離脱防止継手である。鎖構造管路では、水圧による不平均力
で異形管部が移動することを防止するため、その前後の必要な範囲をこれらの離脱防止継手で一体化する
引用ここまで
- 乙字→S弁 ライナなし
- 22度→直管受け口 ライナあり
- 割T→直管受け口 ライナあり
地震がきて本管どおしがガチャついても抜けないように施工しようね
の超細かい話ですね。
次の疑問
Q:「なんでS弁につなぐときはライナなしか」
A:「直管でないから」
□異形管→直管受け口の際にライナを使用していること
□直管→直管受け口の際に「一体化長さの範囲外」の場合ライナを使用していること
切管というのもある
直管を切ったもの
- 受け口側のこし→受け口切管(甲切管)
- 差し口側のこし→差し口切管(乙切管)
あのですね。便覧というのがあります。
水道局によっては本にしてますが
協会のでもかなり使えます
みるといいっすよ!
東京の方でも電子と書籍であります
はこしゃのダッシュボードに積読してる人いたなー
書籍
なんやかんや紙であると仕事使いガチ勢は必要でしょうね。
施工性上げたけどそれなりに多少?
覚えることも増えたんでしょうね。
てか鉄管こだわらんで、そろそろガスなみにポリ採用したらどうなんだ
施工性本当にあげるには。。まあ浸食とか耐震とかあるんだろうけど、
海外の普及事業とかではポリ一択では?
人減ってるんだし継ぎ手1個20kgとかちょっとやってみてください
って言われるぞそろそろ。
GX管の〇に△のポンプみたいなマークがわからん!
GリンクがPリンクわからん!
- P:切管→直管.
- G:切管→異形管
- ライナは異形→直管で角度ついたり異形だから抜けやすいの防止する
- GリンクPリンクは挿す側が切管だから抜けやすいの防止する
んで
- Gは受け口が異形
- Pが受け口側が直管
となる
Pリンク動画
Gリンク動画
図表としては
- ●が二個(Gリンク:切管×異形管のとき)
- ● ●
が縦になったかんじ
んでGとか書かれている
- P:切管→直管
では●マークは×(いらない)
Pリンクがわからん!
G:切管→異形管
Pリンク
□切管→直管時にPリンクが使用されていること
□切管→直管時にPリンクが使用されていないこと
Gリンク
□切管→異形管にGリンクが使用されていること
□切管→異形管にGリンクが使用されていないこと
図Gリンク
図Pリンク
ライナどうやってつないでんの?
クボタさんの動画でお勉強しましょう。
参照URL
https://www.kubota.co.jp/product/ironpipe/support/faq.html
なんで?ライナとかPリンクとかGリンクとかあるの?
切管の施工性向上かと思われます
ようはPGライナで切管用の道具でその場で
部材をはめ込むので、以前は切管を現場で
加工する処理する時間が必要だったので
覚えるのは多少コツがいるけどトータルで施工性は
部材を加工+はめ込む
から
部材を事前に用意+はめ込む
になったので施工時間は短縮されるということです。
※当該水道事業者の施工基準や呼び径やメーカーの基準もあるので施工時はそちらの確認をしましょう
GXメリットざっくり
挿口加工少なくなった
GPライナで切管ユニット化
ゴム輪が変わり3分の1の力での接続可能に
接合用工具(レバーホイスト)が1台で可能
他
参照URL
https://www.jdpa.gr.jp/download/journal_page/jdpa_091_024.pdf
GXの前のNSの時代の切管加工
結構大変ですね、これ、掘削した穴の中でやってたんですね。
GXのPやGやライナの
切管ユニットで半メカニカル接合
となったわけですね
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