雨水流出抑制対応は50mm対応で!100mm毎時で対応して!
と言われてもよくわかんない?
なに「うすいりゅうしゅつよくせいけいかくって!?」
そういうかたへの記事となります。
A:50㎜100mm毎時対応そもそもなにそれ?(水害浸水などを減らすために宅内公園などで浸みさせる貯める)
本記事の内容
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- 50mm対応の雨水浸透処理施設が必要なのは公共施設ではほぼ必須
- 50mm対応ってなに?
- 国では100㎜毎時の雨で対応できるようにとしう指針を出しているよう
50mm対応の雨水浸透処理施設が必要なのは公共施設ではほぼ必須
大雨ゲリラ豪雨で
浸水はまずいから宅内でなんとかしましょう
とかいう理屈はわかるのですが、
理由としてはここ数年2022年特に50mm対応について
行政側でのPRが多いです。
理由としては近年のゲリラ豪雨の年々強くなり、また不定期に起こっている
水害からも見て取れます。
公共機関の仕事で公共機関は雨水の処理で、
50mm対応の雨水浸透処理施設を設けたが、
わかっているようでわかっていないのが、
この50mmとか100ミリとかいう雨量のお話です。
50ミリとか、100ミリなど、単位はミリって長さなのでしょうが、こちらは時間あたりの話なの
で、1時間で50ミリとか、100ミリという話になるようです。
50mm対応ってなに?
これらは、
1平方メートル
1000ミリ×1000ミリの場所、
あたりに1ミリの厚さ?の雨が1時間で降るので、
これを50倍=1時間あたり平米50リッターの雨の量に対応するということ
これが50mm対応となります
※1平米はだいたい玄関マットくらいの大きさです
1×1×1000は1000ミリリットルは
1リッターの水が平米あたりに排出されるというわけです。
mm(1平方メートル(㎡)) | mm(高さ) | ml(雨量) | mm/毎時 | ml | リッター | |
1ミリの雨量 | 1000×1000 | 1 | 1 | 1 | 1000 | 1 |
50ミリの雨量 | 1000×1000 | 50 | 50 | 50 | 50000 | 50 |
100ミリの雨量 | 1000×1000 | 100 | 100 | 100 | 100000 | 100 |
あーめんどくさ。
50ミリパーアワーだと、1時間に平米あたり50リットルパーアワー、
100ミリパーアワーだと、1時間に平米あたり100リットルパーアワーということ。
あー、で、
同じことが、
仮に
150平米くらいの敷地で
起こると、
- 1ミリで150リッターパーアワー
- 50で750リッターパーアワー
- 100で1500リッターパーアワーとなります。
- 0.2から1.5トンですか。
同じことが仮に300平米くらいの敷地で
発生すると、
- 1ミリで300リッターパーアワー
- 50で1500リッターパーアワー
- 100で3000リッターパーアワーとなります。
- 0.3から3トンですか。
- まあ、まあシビれますね、合流エリアで1つの公共汚水ますだけで処理するんですね。
今度は
500平米くらいの敷地だとどうでしょう
- 1ミリで500リッターパーアワー
- 50で2500リッターパーアワー
- 100で5000リッターパーアワーとなります。
- 0.5から5トンですか。
そこいらでみかける受水槽タンクれべるですね、
かなりのものです。
最後は
1000平米くらいの敷地だとどうでしょう
1ミリで1000リッターパーアワー
50で5000リッターパーアワー
100で10000リッターパーアワーとなります。
5から10トンですか。
2時間降ったら20トン
3時間で30トン
国では100㎜毎時の雨で対応できるようにとしう指針を出しているよう
引用URL
https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/usui/usui_h27-1.pdf
雨水貯留浸透施設の設置に対する支援措置のご紹介 – 国土交通省
- 水害を減らそう
- 各自治体でも助成制度もあります
- 個人の宅内
- 公共の施設
- 浸透(しみさせる)、貯留(ためてちょいちょいだす)で対応しよう
- 浸水被害対策地域を下水道法で決めた
- 指定地域で下水道管理者管理の貯留施設もつくるよ
- 森林をむやみに切ると雨水浸透阻害行為になるときがあるよ
というざっくりなまとめを書いてみました。
はて、100mm毎時対応ですか。大変ですね。
これ、大きな施設です。
貯留施設。
たてもの建てる前に自治体とよく相談してください。
大きいたてもののとき、
広い敷地のとき。
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