止水栓の位置とか
ルールあるのかな?
という方向けへの記事となります。
この記事では
- 給水管の第一止水栓までの責任の所在と所有の違いがわかる
- 道路近くに水道のバルブがある理由がわかる
はじめに結論
- 責任の所在は水道局で聞こう。
- 一応一言断ってから道路管理者に聞く(顔立てるの大事電話でもおk)
- 大体宅内の1つめのバルブまでで維持管理の責任が分かれがち
本記事の内容
- バルブの設置位置と呼び名宅内第一止水栓という言葉
- 道路上の給水管の維持管理の責任分界点と管理の部分(例)
- 基本的な給水管の責任のわかれみちのこと
- 給水管の配水管からの分岐と宅内引き込み時の申し込み先
- 宅内だと主要な分岐部分か器具(例洗面台の下)の直近にある
- よくある質問
バルブの設置位置と呼び名宅内第一止水栓という言葉
止水栓の位置については
宅地内の敷地境界線の近く
と定められているらしい。
私道も(宅内扱い)なので私道の場合も私道の入り口の直近
たしかに、宅地にメータだけでなく、
止水栓がある場合は境界線の
近くで見かけるケースが多い、
道路と宅地のメーターを見るようにしている今日この頃、
確かに宅地の境界線近くに
メーターのそばにあるケースと
単独で止水栓があるケースがある。
(水道局(水道事業者)ごとに多少見解がわかれるが
大体同じ)
以下に道路の水道本管(配水管(公設管))から枝別れした給水管からバルブまでの
所有と管理の責任のわかれるところを下記にしめした
宅内だと主要な分岐部分か器具(例洗面台の下)の直近にある
DIYしているページにも乗せたが
一般的な水道屋さんだと
水道本管から順に
- 道路止水栓
- メーター
- 屋内器具水栓の下の止水栓
となるが、
3の屋内の器具の水栓も意味することが多い
1,2については
メータの位置についての記事
3については
器具交換(ウォシュレット、水栓交換)の記事に書いていますので見て見てください
よくある質問
配水管って?給水管って?
- 配水管→公設管
- 給水管→私設管
となります。
道路上の給水管の維持管理の責任分界点と管理の部分(例)
水道局(水道事業者) | 所有者 | 備考 | |
配水管から宅内第一止水栓までの給水管 | 水道局(水道事業者)により差分あり | ||
漏水対応等管理等 | 〇 | ケースバイケース | |
占有者 | 〇 | 枝の管(給水管) | |
撤去や管を太くする費用 | 〇 | 所有者負担 |
宅地内だと不適切と道路管理者や水道事業者が判断した場合は
道路に付けるらしい(仕切弁も)、あーだから道路に止水栓がある
理由は漏れたら止めにくいとか、維持管理しにくいケースとか。
具体的には
- 配水管から宅内官民境界直近
- 私道の場合は私道の直近
- 水道事業者(水道局)の漏水時の対応責任分界点の場合が多い
- 配水管から平面的には垂直に(道路上で左右に振らない)のが原則
- 道路管理者と水道事業者(水道局)の指示に従う
- 緊急対応時と後日の維持管理上の理由
ケースもあるんだな。そういうことか、
基本的な給水管の責任のわかれみちのこと
お施主さんと水道局さんがいます
- お施主さん給水管の所有者
- 水道局配水管を敷設維持管理する水道事業者
配水管(公設管)が道路に入っています(太めの管です)
家などで使う管(給水管)を枝分かれさせて
引き込みます(給水管)
公道と宅内の近くの宅内側にバルブ(止め、止水栓という)
- 「水を開閉できる機構と持つ部材」
を
つけます(宅内第一止水栓という)
家の中に引き込み蛇口をつけます。
受水槽などを間に置かない限りは
直結の末端給水用具などといいます。
ここまでが、配水管(公設管)から給水管(私設管)
バルブを介しての蛇口までの絵となります。
あ、いけない。
水道メーターも止水栓の近くにあります。
これがないと水道代が払えません。(盗水といいエリアによっては通報対象)
この配水管から給水管の分かれたところからちょうちょマークまでの
話となります。
下水だと公共汚水ますですね
だいたい
- 維持管理→水道局△
- 所有者→オーナー
- 撤去費用、太くする費用→オーナー
- 漏水時対応→基本水道局△
△部分は100%ではない。
私設管であれど公道上にある埋設物なのである程度水道局で面倒見ますよという状態
給水管の配水管からの分岐と宅内引き込み時の申し込み先
正式名称 | 呼称 | 申請持ち込み | 申込者 |
水道事業者 | 水道局 | 事業者 | お施主さん |
交通管理者 | 警察署 | 事業者 | お施主さん |
道路管理者 | 道路課、建設局、地方整備局 | 事業者、水道事業者 | お施主さん |
まあオーナーさんは水道屋に任せとけばOKという仕組み
道路管理者って大体、区市町村なはずだが、水道局ではないんだ、
区市町村によっては給水も都道府県でないケースもあるのかな、
道路管理者の定義が不明瞭、
あ、そうか、私道は所有者個人、市道は市の道路課、県道は県道路局
国道は地域地方整備局?まだあんのかな。
あーこれは別途勉強が必要だわ、
で止水栓の位置というか2階以上の建物や、地下のあるものには
修理や改造に備えて各階ごとの設置がいいらしい。
付けてない場所もあり、ルールでは
などとあいまいな表現である。
地震、災害に備えて、境界付近への設置も望ましいらしい。
なんてアバウトな表現だ、、
しかもその際は分岐点近くがいいらしい、そりゃそうだ、
意味のわからないところで止水栓つけたら、とめている期間にもよるが
死に水になってあまり水がきれいにならないからだと思う。
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よくある質問
バルブの種類がいまいちわからないんですが
- 呼ぶ人によって意味が違う
- 水道屋
- 材料屋
- 水道局
- 設備専門サブコン
- メーカー
- +エリア
- +育ち方(上記のどこで×どのエリアで)
なので詳細を書いてみました。
みてみてください。
私道の場合はどうなの?A私道≒宅内
水道局では→大体「宅内」と同じ扱い
- 1つのお宅行き
- 2つ以上のお宅行きに分かれる
※お宅を建物などにも置き換えられます。
その場合給水管(私設管)の扱いには注意が必要です。
私道≒宅内
- 水道局→その人と仲良くして、揉めないで、こっちもってこないで(言ってない)
なのでそのためのヒントをもらいに相談に行くといいでしょう。
- 敷地が分かれるなら→道路から給水管を引き込みなおす
- 余分な既設の給水管を滞留水(死水)を残さないように根元で切る
ですとか、
- 別の接道面の配水管のある道路から引き直す
などの方法があります。
- 〇配水管→→給水管→宅内→→バルブ→→メータバルブ+メータ
- 〇配水管→→給水管→宅内→→ータバルブ+メータ
の2パターンがあり1番目が全国的には一般的です
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